大野尚の沸騰コラム

やるべき事!!

 

『 観光産業のこれから 』  2020年5月号 大野 尚

 

ダーウィンの

「強いものが生き残るのではなく、変化対応出来るものが生き残る。」

という名言、そもそもダーウィンは言ってはいない。

 

 

その辺のところは置いておいて、実際にガラパゴス島に行ってみて

海で泳ぐイグアナを見た時は、確かに陸地に食べるものがなくなれば

海に潜って海藻を食べるようになったからこそ、生き残っている

という事を肌身で感じました。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大によって、一番大きなダメージを

受けているのが観光産業です。

 

 

航空・鉄道・バス・タクシーやハイヤー等の運輸事業、ホテル・旅館等の

宿泊事業・その手配を行う旅行事業、飲食関係・お土産屋さんを含めて、

それらに関連して紐づけされる多くの会社やお店が危機に瀕しています。

 

 

海外専門の旅行会社やインバンド専門のホテルは、

前年同月比売上が”ゼロ”と言うところも数多くあります。

 

 

日本の観光産業の消費額は26.1兆円規模

そのうちインバンドは4.5兆円

海外旅行は1.1兆円あったわけです。

 

 

人を閉じ込めてしまう感染症は多くの観光産業の消費を奪ってしまいました。

 

 

緩和と自粛を繰り返しながら、何とかワクチンや治療薬が出来るまで、

持続できる会社がどれだけあるか?・・・そう多くはない筈です。

 

 

先ほどの観光産業の消費額は26.1兆円ですが、これは直接効果です。

 

 

波及効果を含めるとGDP総額の10%となります。

雇用も全体の10分の1となります。

 

 

2018年度のGDP総額は536兆円、その10%と

換算すると直接・関節波及効果も含めて約54兆円規模の

大半が失われてしまいます。

 

 

この波及効果には税金も含まれます。

当然、直接関わる経費だけではく、お洒落して出かける為の

アパレル消費やお土産代、現地での食事や美術館や様々な

施設への入場料も含まれます。

 

 

いつ終息するかは、誰にも分かりません。

 

 

だからこそウィズコロナで出来る事を探すしかありません。

現状をみても、ある程度自粛すれば、規制が緩和されます。

海外は難しいとしても観光産業の国内消費は20兆円規模あるわけです。

 

 

鎖国時代の江戸時代でも多くの宿場町が栄えていました。

 

 

規制緩和に於いて、先ずは地域が緩和されるとなると、

地元の人々をお客様にすれば良いのです。

 

 

タダでさえ、コロナ疲れや鬱で疲弊している方々が多くいる

のであれば、リラックスしてゆっくり楽しんで貰う。

 

 

勿論、安心・安全対策を行いながらです。

 

 

家庭では味わえない非日常の世界を創り出せば良いのです。

お洒落して美味しいものを食べて大浴場に二人切りでゆったり浸かる。

 

 

特別な空間と時間を創り出せば良いのです。

 

 

海外に行けないなら、最新の映像技術を駆使してバーチャルな

海外旅行体験を格安で提供する。

それが切っ掛けとなって終息後に繋がる筈です。

 

 

また、抗体検査を行い「抗体パスポート」を発行して

抗体がある人は海外への渡航を速やかに解禁する事も必要です。

 

 

当然、企業側も未来を創るビジネスコンテンツを考えて

行かなければなりません。

 

 

今までの様に、人気が高い国・地域のディスティネーション(目的地)を

他社と同じ様に企画して価格だけで競争するようなツアー商品では

これからは勝負出来ません。

 

 

どこも、考えないような顧客満足度が高い商品企画が必要です。

 

 

真似ではなく、「こと」体験で記録でなく、

記憶に残る価値ある旅の提案力が問われます。

 

 

また、ビジネスカテゴリーをインバンドだけ、国内だけ、

海外だけとかではなく、シェアを分散する事でリスクを

軽減しなければなりません。

 

 

また、今までの様に多くの人材と多くの店舗を使っての販売ではコストが上がります。

 

 

人海戦術ではなく、また一方通行的なOTA(オンライントラベルエージェント)と

言う事を更に踏み込んで双方向からマルチな360度拡げる多方面双方向的な

形に進めて行く事も必要です。

 

 

どの産業も、今回の事で過去の成功事例を含めて見直す時期に来てるのです。

 

 

陸地に食べ物がなくなったから飢え死にするのを待つのか?

 

 

海に出て潜ってみれば、そこに海藻という食料を見つけて

生きていく事が可能になるのか?

 

 

これからが私たちにとっての新たな見極めの時代です。

 

 

 

やるべき事!!

 

「やるべき事!!」  2020年4月号

 

新型コロナウィルスの世界的感染拡大により

人々は「感染するかもしれない」と言う恐怖と

自分に降りかかるかもしれぬ経済的なダメージへの恐怖と

いつ終息するか分からないと言う暗澹たる不安が

頭の上や目の前を雑草の如く蔓延り

閉塞感と共に心を固く閉ざしています。

 

私たちは、今、視えない敵と戦っているのです。

 

その中で出来る事、素早く対応しなければならない事は、感染を拡大させないことです。

 

 

医療の技術や制度自身が整っていない国ほど、

危機感を募らせ、”早め・早め”に対処・対応しています。

 

先ず、空・海・陸の国境閉鎖や都市部を含めて地域封鎖を行い、外出は禁止。

 

生活に必要な外出(食料の買出しや病院への受診等)も

日時制限を設けています。

 

ライフラインや病院・薬局・スーパー・銀行等を除く企業は

在宅勤務を命じ、それ以外のお店は休業をすることを命じています。

 

違反すれば罰金の他、拘留されてしまいます。

 

街の中は警官だけではなく、軍隊も出動し違反者の取り締まり

だけではなく治安維持も行っています。

 

なぜか?

 

感染を拡大させない為です。

 

 

日本は危機感がないのか?

 

不思議です。

 

政治家は政治的判断として、緊急事態宣言は、今はギリギリで

その時ではないと先延ばしてきました。

 

政治的判断とは何を優先しているのか?

 

国民の命より優先すべきことがあるのか?

 

三週間・いや、一か月、最低限の経済活動が滞ったとしても、

だらだらと先延ばしにすることにより、いつ終息するか分からない

状況を続けていくよりは、視えないものが視えて来るはずです。

 

その事の答えを、南米のペルーのリマで空港閉鎖前に出国できずに

留まっている息子(次男)が現地の状況を『note』でリポートしてくれました。

長くなりますが、拝読して頂ければ、今、遣るべきことが視えて来るはずです。

⇒ https://note.com/samuraicuisinier

 

 

上を向いて歩こう   (大野 尚斗)

https://note.com/samuraicuisinier/n/n33a4b5d319a0(noteのオリジナル記事)

 

日本でもニュースに取り上げられたペルーで足止めをくらっている

日本人250名というのは、卒業旅行やツアーとか観光で訪れた人たち。 

 

僕のような未確認物体は含まれていません 

 

そもそも、僕は3度目の世界一周修行の旅で初めての南米ペルーにある

Worlds 50 best restaurant(世界レストランランキング) 4位

レストラン Central(セントラル)に修業に来ています。 

 

旅を始める少し前から日本のテレビ局の方にドキュメンタリーを

撮っていただき、クルーがペルーに到着し、初日の撮影を終え、

翌日から撮影のメインであるレストラン セントラルで密着取材が

始まろうという時にことは起きた。 

 

3月16日に月末まで突然というくらい

唐突にペルー政府は、国境閉鎖を発表した。

 

日本(世界中)への航空券は即完売になり、見つけても値段は

成田まで片道最低60万円・80万円なんてのもあった、

もちろんエコノミークラス。

 

 

撮影を断念し、クルーは運よく日本へ帰ることができた。 

 

僕は、その後のチャーター便(もちろん自費)も申請せず

ペルーに残ることにした。

それは、空港の混雑に巻き込まれ、そこで感染する恐れを感じ、

日本(成田)へ帰るチャーター便はリマ-メキシコシティorマイアミ-成田と

なるわけだが、メキシコシティやマイアミからの便は各自各々で

手配しなければならない。

 

そこで確保できなければ、空港で待機と最悪な状況に陥ってしまう。 

 

国境閉鎖の日からレストランはコロナ終息まで閉店することにした。

 

この時はあくまで自粛段階だが、ペルー中のレストランは一斉にクローズした。

テイクアウトもできない。

何より感染を止めるのが第一と理解していたからだ。 

 

 

現在、4月3日金曜日、国境閉鎖されてからもうすぐで一ヶ月。

 

当初、3月末までと発表された国境閉鎖も長期化され、

現在は4月12日までと発表されているが伸びるだろう。

 

国境閉鎖された後、まず外出制限がかかった。

要するに話題のロックダウン

 

外出は午前五時から午後8時までで、必要な買い出しや緊急を

要する自体以外は認められない。

 

それ以外の時間帯はマシンガンを持った軍隊が

街を見張っており、外出即逮捕+罰金。

 

初日にフットサルをやっていた人たち数人がまず逮捕され、

今では約2万人が留置所に入れられている(ホームレスなども含まれているだろう)。

 

基本的に営業可能な店舗は、

スーパー・個人商店・ペットショップ・薬局・警察署・消防署・銀行が主だ。

 

営業時間も午前8時から午後3時まで。個人商店は午後4時まで

 

 

外出移動制限もあり、自らが住んでいる区域の近所の売店やスーパー以外には行けない。

 

外出時にもマスクは強制着用。

 

交通機関も稼働しているが、スーパーなどで働く人の為のみである。

 

スーパーへ入店するにはマスクが強制着用とされており、

入店時には係員にアルコールで強制消毒。

 

一度に入店できる人数ももちろん制限されておりスーパーを一周ぐるっと

毎回並ぶこととなるが、店内ではスムーズに動くことができる。 

 

もちろん市外へ出るなど許可されていない、車などでの移動は

ヨーロッパ同様許可証が必要で厳しくチェックされている。

 

ペルー政府は、自国の医療の貧弱さを理解しているのもあり、

早急な対応のおかげで現在4月3日時点で感染者は1414名、

重傷者は51名に抑えられている。 

 

昨日4月2日、さらに外出制限が厳しく制限された。

外出は午前5時から午後6時までと2時間短縮された。

 

必要な買い出しも男性は月・水・金:女性は火・木・土の3日間の入れ替わり制。

日曜日は全住民外出禁止になった。

 

肝心の物資だが、ペルー人は元々質素な生活で、食事も一日に

一回という生活基盤もあり買い溜めはあっても買い占めという

恥ずかしい状況は見られない。

 

スーパーでもたまに野菜が少ない日はあっても、不自由なく食材も購入できる。 

 

街は一日二回、市の職員によって清掃されており常にきれいな状態が続いている。

本当に感謝しかない。

 

・・・途中文、割愛

 

これは戦争である

全世界が共通する見えない敵との戦争だ。 

 

・・・途中文、割愛

 

最低三週間、一ヶ月ロックダウンすることで間違いなく落ち着く。。

 

他人を生かすこと。

 

今まで、何度もの疫病・金融危機・天災も乗り切ってきたんだ

 

厳しい状況にパニックになったり、心を貧しくならないように。 

 

先日、スーパーの閉店時間を知らず、やむなく個人商店(キャッシュオンリー)で

水を買おうとしたところ忘れていてカードしか持っていない僕は、諦めて

帰ろうとしていたところ、後ろに並んでいたペルー人のおばちゃんが

僕の分も一緒に買ってくれた。

 

こういう全員が共通してつらい時期に、他人を思いやる心の余裕と豊かさが何よりもあったかかった。 

 

ペルーは水道の水が飲めない。

 

水が豊かな日本はそれだけでもありがたいと心底感謝する。

 

人間の外出制限がかかってから、外では小鳥たちや小動物たちが楽しそうに道を闊歩している。

皮肉にも自然の摂理を感じた… 

 

おいしいご飯を食べれば自然と笑顔になる。

 

今日もおいしいご飯をつくって、上を向いていこう 

 

ペルー(リマ)在住の息子のnoteより

尚、文章は一部割愛しています。

 

「届かない声を訊け」とは

 

「届かない声を訊け」とは  2020年3月号

 

上場審査の過程に於いても「内部通報制度」は特に重要な確認事項となっています。

 

会社規定や運営マニュアルに於いて、何か問題が起きたら、

内部的には直属上司、総務の責任者や管理本部長、

外部では弁護士等への内部通報制度は整えられてはいますが、

その制度自身の精神的なハードルが高すぎて声を上げられない状況に

あるのではないでしょうか?

 

又は、会社内部での不祥事や不正・様々なハラスメントが知らないうちに

組織内部での忖度や保身や会社を守らなければならないと言う間違った責任感。

 

報復人事の恐怖。

 

更に受け継いできた隠蔽体質によって揉み消されている可能性は否定できません。

 

 

コーポレートガバナンス・コンプライアンスの順守は如何に組織に於いて、

届かない声・聞こえない声・消されてしまった声を丁寧に拾い集めて

焙り出していくかがとても重要です。

 

 

会社の不祥事・不正を或いは故意的でもなく重大なミスをそのまま

見過ごす事は出来ないと言う正義感を挫けずに通報出来る組織がどの位あるのでしょう?

 

 

国会での官僚や閣僚の答弁を聞いていると、夫々の発言に「嘘」がある事を

誰もが見抜いているのに「嘘」を吐き続けている。

 

国民を率いる方々が率先して「嘘」を吐き続けている。

 

政党という組織・政府機関の官僚達の夫々の各省・各庁の

お役人・職員たちは、その「嘘」の元になる事を早々に

分かっていた筈です。

 

 

なぜ、誰も声を上げなかったのか?

 

それともその声は消されてしまったのか?

 

・・・この闇を誰かが明らかにすることを、私たち国民は祈っています。

 

 

先日、2019年度の全上場企業「不適切な会計・経理の開示企業」調査が

東京商工リサーチから記事としてアップされていましたが、

過去最多の70社を超えたそうです。

 

 

不適切な会計には、高度化する会計基準に現場での会計知識が

追い付かないなどの能力不足・認識違い・単純なミスもありますが、

会社として売上拡大を急ぐあまりのプレッシャーによる明らかな

不正も行われていました。

 

内容としては、「架空売上の計上」「水増し発注」「粉飾」です。

 

更に、製造業に多くあるのは、製造・販売管理での体制不備に起因するもの、

中には検査基準の誤魔化し、資格を有しない検査員による偽装検査等

 

サービス業に於いては元役員や社員が行った不明瞭な外部取引を

通じてのキックバックを行い着服した横領などです。

 

・・・同じ部署にいる人間が分からないわけはない。

 

 

なぜ、声が上がらないのか?

 

・・・権力を持った者達からの圧力なのか?

 

・・・それとも、その声自身を消されてしまったのか?

 

 

組織の成長はその組織で働く人々の成長の結集です。

 

善も悪も混沌としたカオスの様な組織には正義はあり得えません。

 

そんな組織の金儲けは一時的に出来ても未来への成長は持続しないと思います。。

 

 

学校も家庭も同じです。

 

何かが起こる前に、「声なき声を拾え!」誰かを助けるのではありません。。

 

皆が最終的に救われるのです。

 

 

声なき声を拾え!

 

素早く正しく対応する事こそが組織の未来を創造するはずだと信じています。

 

 

 

「普遍的経営」とは

 

『「普遍的経営」とは 』  2020年2月

 

先ずは「普遍的」とは、広くいきわたる事、全てのものに共通しているさま。

 

僕の解釈では、経営に於ける間違いない道理。

永遠に変わる事のない道理だと思っています。

 

 

近未来の世の中は車が空を飛び、工場は無人化され、

AIで管理され工程を淡々と作業するのはロボットの

時代になろうとも、ビジネスに「ヒト」が介在する限りは、

営業と言う取引は、

・以心伝心(文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。)

・情意投合(お互いの気持ちがぴったりと合うこと)

人間関係という情実(私情)が絡むこともあります。

 

 

ECビジネスに代表されるネット通販も、如何に自社の製品や

商品、サービスの知名度・認知度を上げてユニークユーザー

(特定のWEBサイトもしくはWEBページに訪れた人)を

増やしていく事が必要です。

 

 

WEB上での効果的な広告の出稿、テクニカルなSEO対策と

お金を掛ければ、ある程度はページ上位に上がって来ます。

 

しかし、もっともお金がかからずに誰でも出来る事は、

日々のHPの記事の更新やブログのアップです。

 

サイト上の記事が5000ページを超えた段階から圧倒的な

アクセス数の伸びとユニークユーザの数が増えて行きます。

 

同じ様に、リアルビジネスに於いての営業も、

お客様とのコミュニケーションは必要です。

 

しかし、誤解しないで欲しいのは、ブログ上でも稚拙な記事や

内容のない意味をなさないHP上の頻繁な更新は逆効果となります。

 

リアル営業でも、訪問回数・件数・面着時間を増やしていくだけでは嫌われるだけです。

 

 

ブログの記事は、読みやすい。面白い。為になる。

 

営業は、何が必要なのか?何が駄目なのか?と言う「答え」を貰う人間関係の構築が必要です。

 

 

その為には、お客様と仲良くなる。必要と思われることが必須です。

 

 

お客様の邪魔にならない事は当然ですが、相談される関係性の構築が最も重要です。

 

 

「私と付き合えば、お客様の特になる」

「お客様のビジネスが成長する」

「お客様のビジネスを成功に導く」

 

というカスタマーサクセスです。

 

 

それは、自社製品や商品、サービス、技術の向上。

スピードを持った真摯な対応。約束を守ると言う当たり前の実行です。

 

 

社員との関係性に於いても、ガラス張りの経営は主体に於くべきです。

理念の浸透は情報の共有と円滑なコミュニケーションが必要です。

最も重要な事は話を最後まで訊くと言う。傾聴力です。

 

 

普遍的な経営とは、誰でも出来る事で誰も出来ない事を継続すると言う事です。

 

誰もが出来る一度のお客様への感謝の電話、スタッフへの気遣いの言葉、

自ら取材しリサーチした記事のブログへのアップ。

 

 

一度や二度は簡単です。

 

 

大事な事は、続けると言う、その事自信を日常にすることです。

 

 

そうです、普遍的経営とは「継続」です。

 

 

月に一度の、メルマガ、遅くなることあっても2013年から始めて約7年間毎月継続してきました。

 

皆さまのお陰です。「有難うございます。」

 

最後に普遍的経営にもう一つ付け加えます。「感謝」です。

 

 

「やる気」

 

「やる気」 2021年1月号

 

人間誰しも元気な時と沈んだ時があるものです。

 

僕もそうです。

 

メッチャ元気が良い時があると思えば、その逆もあります。

 

予測出来れば対処可能ですが定期的ではなく突然、不調になる時もあります。

 

しかし、誰もが仕事中はどんなに気分が沈んでいても、その事を忘れて取り組んでいるはずです。

 

 

 

仕事に関しては、気分の不調を理由にパフォーマンスを落とすわけにはいきません。

 

人が行う仕事に関しての貢献度は、

 

1.ゴールを正しく捉え、その方法が適切であること。

  ⇒ 方向性 = 目標や目的に対してどの様にして成し遂げるかの明確性が必要です。

 

2.一度で諦めない。遣りきる継続的努力が必要です。

  ⇒ 持続性 = ゴールを追究し実現に向けた行動の期間を言います。

 

3.決して途中で諦める事のない自己に適切なスケジューリングを含めた調整能力が必要です。

  ⇒ 強度 = ゴールを目指して突き進むための意識や努力の高さが必要です。

 

 

この3つの「方向性」「持続性」「強度」が上手く重なり合うとゴールの達成が可能となります。

 

更に、ここに必要となるのが、『能力』です。

 

スキルが劣ると成果達成も難しく、完成度も低くなります。

 

能力を高めるための努力の継続が一番難しいのです。

 

なぜなら、

 

【 成果 = 能力 x やる気(モチベーション)】だからです。

 

 

 

テレビを観ていたら、・・・確か、所さんの番組だったと思います。

 

数人の子供たちを取材している時に、

 

仲間の子が「この子は引き算が苦手なんだ。」

 

と言われた男の子に、簡単な問題を出しても答えられないのに、

「軍艦が好きなんだ。」と分かって、今度は、数字の最後に(せき)

を付けると、より難解な問題でも直ぐに答えを出してしまう。

 

・・・好きな事に関しては脳の理解力が高まるんだと感心しました。

 

 

普段、出来ないと思っている事でも、誰もが好きな事に関しては、

脳の意外な働きにより能力ややる気が高まる筈です。

 

 

企業・組織は社員やスタッフのやる気や能力を高める、

落とさない努力をしているのだろうか?

 

仕事を嫌いにさせてはいないだろうか?

 

「ミッション」だけでは、なかなか努力は継続しません。

 

「やる気」の継続=「情熱」がなければ、「スキル」を身に

付ける為のエネルギーが失われてしまいます。

 

誰もが、自分の好きな仕事に就くことが出来るわけではないのだから、

今の仕事を好きになる環境=カルチャーへと変化させる事が必要です。

 

 

今一度、仕事に取り組む姿勢を含めて、

企業も個人も目の前の仕事を好き!好き!と思って取り組むことです。

 

 

 

「人間重視の経営哲学」

 

「人間重視の経営哲学」 12月号

 

大企業に入れば安泰か?・・・

 

令和に入り、大手企業のリストラの報道が続いています。

 

旧三井造船の三井E&Sは1000人の人員削減・配置転換。

 

業績好調のキリンホールディングスも希望退職や早期退職募集

を実施しています。

 

朝日新聞も45歳以上の早期退職を行うとの報道がありました。

 

退職金の上限も6000万円と大判振る舞いをおこなう上での

募集開始です。

 

 

今年に入ってリストラによる退職者数が6年ぶりに

1万人を超えたそうです。

 

少子高齢化・人不足と言われる時代に於いての話です。

 

 

企業の利益の内部留保は年々膨らんでいます。

 平成30年度で463兆円を超えています。

 

 

無駄なお金を使うの上手くともお金を活かす事が

疎かになっているのではないでしょうか?

 

 

経済合理性だけが問われ、成果主義・実力主義が

唱えられている昨今、働く人の未来はあるのか?

 

今のままで社員の士気は上がるのか?

 

甚だ疑問です。

 

 

私は、終身雇用や年功序列の日本式制度に関して

肯定も否定もしているわけではありません。

 

確かに、役職と年収と気位だけが高く、何もしない

管理職は重石になりますが、その様な組織体制に

しているのは会社の責任ではないでしょうか?

 

人を使いきるのは上手くとも、活かす事が

できていないのではないでしょうか?

 

認めてあげて、その人の能力に見合ったセクションと

ポジションを考えての適材適所に配置する。

 

人のパフォーマンスを向上させなければ、会社の未来はありません。

 

 

そもそも社員のモチベーションを高める様な評価や給与制度。

 

個人に寄り添った働き方の提案。

 

また、能力の向上の為に社員への研修も含めた

教育制度は整っているのでしょうか? ・・・

 

 

先月末に訪れたイタリアの企業村と呼ばれる

「ソロメオ村」についてお話しましょう。

 

ここは世界的なカシミヤ・ニットブランドの

『ブルネロ・クチネリ』の本社が置かれています。

 

ここ、ソロメオ村は日本(イタリア)でいうなら、

京都(フィレンツェ)・奈良(ペルージャ)から

1時間位離れた里山の小さな村です。

 

兎に角、何もないところ、ウンブリア州・トスカナ―州に

共通するなだらかな丘陵牧草地に牛や羊が放牧され、

その周辺に葡萄畑、オリーブ畑が点在します。

 

誠に長閑なところ・・・

 

当然、車がないと行けない場所です。・・・

 

 

なぜ、こんな場所に創業者のブルネロ・クチネリ氏は

会社の本社、工場、直営ショップを構えたのか?

 

不思議です。

 

 

イタリアの有名アパレルメーカーのブランドの本社は

ローマやミラノ・フィレンツエと大都市に構えています。

 

実際に出向いてショップスタッフと本社の傍の

BARの女将さんにお話を伺いました。

 

また、クチネリが唱える哲学に関しては、

(※2017年のファッションビジネス専門紙

「繊研新聞」公式サイトから引用させて頂いています。)

 

ブルネロ・クチネリ氏の哲学が基本と

なっている事が分かりました。

 

その哲学とはクチネリ氏にとって

何よりも大切な存在が、「職人」

 

ブランドのクオリティーを左右する重要な

存在と確信を持っています。

 

単なる工員ではなく「アーティストである」との

考え方から、尊敬の意を込めて、アートの意味を

含む「アルティジャーニ」(職人)と呼んでいます。

 

更に職人の給料は、一般職よりも2割以上高くしています。

 

技術を研鑽し手仕事をする上で、自らの給料に

自信をもてば元気で働けます。

 

経営陣や管理職だけが桁違いの収入を得て職人や社員の給料が

低い企業は、生産性もクオリティーも下がりお客様からの信頼も

信用も高くはありません。

 

そこで働く人々が愚痴や不満を吐き出しながら態度や雰囲気の

悪い環境の場に、お客として訪れたくなるでしょうか?

 

 

「儲けを抑えてでも、仕事に見合った給料を支払うことで、

クオリティーは維持され、結果的に成長につながる」

 

「これは、ビジネスにおいて正しい考え方なのです」

 

とクチネリ氏は断言しています。

 

その証拠にブルネロ・クチネリのブランドは決して

安売りをしなくとも、増収を続けています。

 

 

現在、日本に於いて年間15億着のブランドの洋服が販売されています。

 

そのうち、約7億着が実際に販売され、少しはアウトレットに

回されますが、ブランドイメージを低下させない為に、

殆どが廃棄処分となります。

 

・・・こんな悲しい現実が日本のアパレル業界です。

 

 

クチネリ氏は2010年に、職人学校も村に設立しました。

職人技の技術の育成だけではなく、英語や建築、哲学なども

学べるそうです。

 

「社会において職人技術の崇高さを復活させ、専門的な

仕事に相応しい収入を得られるようになること」

を目的にしています。

 

売れ残る服を大量に造り、半分が破棄される。

 

お金を残す為に人を残さず。

 

本末転倒です。

 

働く人々が幸せにならなければ、消費も高まらず市場経済も低迷します。

 

世界的にみて、モノが安すぎる日本は、本来の「価値」を

見失っているのではないか?・・・

 

 

2019年もあと、僅かで終わりです。

 

働く「ヒト」の価値の向上。

 

彼らが生産する・彼らが販売する「モノ」の「価値」を

来年はどれだけ高められるのか!

 

元気出せ!!「日本」

 

引き続き私たちは挑戦していきます。

 

本年も有難うございました。来年も引き続き宜しくお願い致します。

 

 

「突破力こそビジネスチャンスを生み出す」

「突破力こそビジネスチャンスを生み出す」 11月号

 

京都に面白いパン屋さんがある事を、僕が講義を受け持つ

事業構想大学院の院生から聴いて非常に関心を持ったので、

今月のメルマガでご紹介をします。

 

 

今年の9月15日にTBS系列「がっちりマンデー」の番組に

おいて「最新!京都ビジネス」の中で紹介されたものです。

 

 

京都にある激うまパンが集まる

パンのセレクトショップ「京都プルミエベーカリー」は、

 

パン屋なのに、

 

オーブンがない!

 

パン職人がいない!

 

それなのに美味しいパンが並んでいる。

 

 

自らパン屋さんを行う場合は、

当然、パン作りの為の職人が必要です。

大きなオーブンも冷蔵庫も必要です。

 

販売するスペースよりもキッチンという作業場の

スペースが大きな面積を必要とします。

 

どこにも負けない美味しいパンを作るためには、

自らの才能と感性だけではなく厳しい修行にも

耐えなければなりません。

 

更に長い間、お客様に支持をされるためにはライバルに

負けない為に独自性や個性も必要です。

 

その為には日々、切磋琢磨の努力を重ねていかなければなりません。

 

 

しかし、この「京都プルミエベーカリー」はパンを作らないパン屋さんです。

 

場所は京都の中心部の河原町の流通店舗「マルイ」の7Fにあります。

 

連日多くのお客様が来店されます。

 

 

その理由は?

 

毎日2回、集配担当業者が京都の人気店10店から

焼きたてのパンを仕入れて、同額で販売されています。

 

『なぜ、人気店のパン屋さんが卸してくれるのか』

 

とても不思議でした。

 

彼らは長い期間修行して、多額の初期投資を掛けて

オーブンや設備を整えて、日々努力を重ねて創り出した

パンを卸すのか?

 

・・・その疑問が頭から離れませんでした。

 

 

テレビの中では、お客様も卸す人気店も販売する

プルミエベーカリーもWIN-WINの関係だから可能になったと。

 

地元のパン屋さんには周辺にお住いの地元客がメインターゲットです。

お客様の年齢も高くなります。

 

また、お店のキャパシティも限られているので多く作る事も出来ません。

 

人気店にとっては、プラスで販売出来る。(売上が上がる)

 

また、街の中心地にあるマルイには多くの若いお客様が来るので、

新たなマーケットを開拓できる。

 

更に店の知名度が上がる。

 

お客様にとっては点在する人気店に交通費を使ってわざわざ

出向かなくても、纏めて好きなパンを買う事が出来る。

 

販売するお店にとっても初期投資が掛からず、腕の良い職人を

集める必要もなく売る事が出来る。

 

そう、まさに「三方良し」のビジネスモデルです。

 

このビジネスの凄さは、「人気店が卸すはずはない!」と言う

固定観念からの脱却と、当たって砕けろ!という突破力。

その行動力の賜物です。

 

どうです、皆さん、同じビジネスモデルも可能です。

 

僕も人気の手作り豆腐の店の豆腐を販売する

セレクトショップ「豆腐マーケット/白白()(しろしろ)」でも

名付けてやってみようかかなぁ。

 

 

 

「ギリギリで保つ安息角の恐怖」

「ギリギリで保つ安息角の恐怖」 10月号

 

安息()角(あん・そく・かく)()という言葉を、皆さまはご存知でしょうか?

 

・・・僕も知りませんでした。

 

何かのテレビ番組で聴いた言葉です。

 

 

意味は、

砂を山盛りにした時にギリギリで崩れてこない傾斜の角度の事

を言うそうです。

 

 

例えば、

砂時計の砂が上段のガラス容器から下段に落ちていくときに

形成される山の斜面と言えば分かりやすいかもしれません。

 

 

テレビ番組では、蟻地獄のすり鉢状の窪みの斜面の角度が

「安息角」で、蟻が不幸にもその窪みに落ちてしまうと、

その窪みの斜面はギリギリで落ちてこない角度をかろうじて

保っている状態なので、蟻の重みで、蟻が動く振動で崩れて

しまって底に落ちてしまうと言う事です。

 

 

今の地球の状況をみると、ギリギリで崩れない状況を保っている事が、何と多い事でしょう。

 

 

世界情勢をみると

・イギリスのEU離脱(ブレグジット)

・米中貿易摩擦

・日韓関係

・中国の一国二制度

・イランVSサウジアラビア&アメリカ

など、、、

 

 

環境問題となると

・地球温暖化

・オゾン層の破壊

・砂漠化

・海洋汚染

など、、、

 

 

日本に目を向けると

・かんぽ生命の顧客が不利益を被る不正な契約や強引な営業

・関西電力経営陣の賄賂事件

などの企業の不祥事。

 

 

もっと身近に目を向けると

・家庭内のネグレストやDV

・職場や組織内でのハラスメント

など、連日の様に報道されています。

 

 

どれもが、ほんのチョットした事で直ぐに崩壊してしまうギリギリの常態です。

 

 

因みに、蟻地獄の安息角は温度によって変わります。

 

蟻地獄の底に住まうウスバカゲロウの幼虫はその温度によって調整しています。

 

なぜなら常に斜面をギリギリの状態に保つ事で、餌となる獲物を得る為です。

 

 

我々人間が、自ら作り出してきた蟻地獄の巣に落ちてしまう事にならない様に、

ウスバカゲロウの幼虫の様に調整能力を持つことを祈っています。

 

 

 

「地方創生と過疎化対策の矛盾」

地方創生と過疎化対策の矛盾」 2019年9月分

 

第二次安倍内閣の時に地方創生が唱えられました。

 

東京一極集中を是正し、地方の人口減少に

歯止めをかけて、日本全体の活力を上げる。

 

同じ様に随分前から過疎化対策も唱えられています。

 

 

現時点での日本の人口は12500万人で、

最新の国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では

2050年前には1億人を割ると予測されています。

 

人口減少社会(少子高齢化)に歯止めはかけられません。

 

余程の事を行わない限り止められません!

 

 

晩婚化・晩産化・出生率の低下・生活不安(雇用)問題もあり、

人口減少は余程の事をやらない限り無理です。

 

なぜ、東京および都心に人口が集中するのか?

 

・・・当然です。

 

 

地方には産業が少ない・仕事がないからです。

 

 

病院の閉鎖・学校の閉校・店舗の撤退による買い物難民と

言わる様に、近くに買い物できる場所がないからです。

 

 

地域活性を唱える地方行政機関は、忙しくて手が回らないと

言っています。これは言い訳ではなく、遣るべき仕事が無駄に多いのです。

 

 

無駄に多いとは、簡略化出来るものが、敢えて複雑に結果よりも

プロセスに重要度が置かれていて時間と手間がかかっているのと

事務作業や行政窓口のIT化が進んでいない!進めていない!のが現実です。

 

 

人口減少に歯止めをかけるには自然界の法則や倫理を無視する行いか?

 

大量に移民を受け入れるかしかありませんが、そんなことは簡単には出来ません。

 

 

或いは積極的に移民受け入れて、5年以上日本に居住し一定以上の仕事の

スキルと犯罪等の問題がなければ日本版(グリーンカードの発給)等を

行っていくかです。

 

または、戸籍重視の方針(戸籍制度)を止めて事実婚を認める。

子供は国家で育み18歳までは医療・学校等に関わるものを無償化

するなどの思い切った政策をとるしかありません。

 

 

僕の考える、これからの地方創生・地域活性は?

1.  人口増よりも一人当たりの所得増を考える

 

2.  行政予算の優先順位を根本的に変える必要があります。

 

3.  権益の廃止!

 

4.  プロセスよりも結果(形)にするスピードを重視する。

 

5.  少ない所得でも生活できる環境の創生

 

6.  都心部に集中する交通インフラ予算を地域への交通インフラ整備予算とする。

   →空飛ぶタクシー時代や無人化で対応可能。北海道から九州まで新幹線網が

    整っています。新幹線駅をハブとして町と村を自動運転化された車や、

    空飛ぶタクシーで繋ぐ。

 

7.  気候・土壌・風土・地場産業の歴史及び地政学等の多様な面から考えた

日本全体を俯瞰した「暮らしやすさ」のグランドデザインを元に地域ではなく、

その地域の特性を生かした日本全体のパフォーマンスを上げる構想を立ち上げる。

 

8.  積極的に自然エネルギー施設の導入(太陽光・風力・潮力・地熱等)

 

9.  ITを活用した産業(どこでもできる産業)の地方への導入推進。

 

10.徹底的に安心・安全に基いた地産物の生産と世界への販売。

 

 

大きな予算(補助金や助成金)をかけて一地域や地方が活性化しても

どこかの人の移動した部分が増えた事に過ぎず、根本的な問題解決となっていない。

 

 

大事な事は少ない人口でも過疎化でも豊かな暮らしが出来る

環境整備の推進しかありません。

 

 

その為には行政組織の集約とどこに住もうと安心安全が担保

される交通インフラの整備です。

 

また、国内の人口が減少するのは見えています。

 

 

地方生産物の積極的な海外への販売や観光やショッピングが目的の

インバンド誘致だけではなく、コトの体験や医療・料理・美容・モノ

づくり等の教育産業(世界留学制度)を導入して世界各地からの留学生を

集めていく事も必要です。

 

 

その際は空き家を宿舎として休耕地を自家栽培させるなど、極力お金を

かけずに滞在できる仕組みを整えていく事が必要です。

 

 

どこにいても、経済はボーダレスで考えていけば光明はみつかる筈です。

 

 

「病は気から? 日本の医療制度を変えなければ!」

「病は気から?・・・日本の医療制度を変えなければ!」8月号

 

先日の事ですが、家人の具合が悪くなり動けなくなりました。

メニエルを持っているので、メニエルか? 又は

前日、暑い中を1時間ほど歩いたので熱中症か?

 

・・・自力で歩けないので、僕の車に乗せて病院へ、家人が

定期的に通う「大病院」へ行こうと思い、電話をすると、

耳鼻科の先生がオペなので、対応出来ないと、熱中症かも

しれないのでと言うと、内科も外来が多く、対応できないと。。

 

 『えっ!診てくれないのですか?・・・向かっているのですが』

 

「無理です」

 

そこで、以前、行った事がある、内科クリニックに

電話をすると、診てくれることに、立って歩く事も

出来ない状況なので、駐車場から抱えるようにして診察室へ

 

先生の問診があり、

「頭痛がありますか?」

 

「どんな、頭痛ですか?」

 

 『今まで、味わった事がない様な痛みです』

 

・・・熱い季節です

・・・頭の症状を大変気にされたようで、先生の

後輩だと言う脳神経外科を紹介されました。

 

また、駐車場まで抱えて、車で紹介された脳神経外科へ、

待合室で座っている事も出来ない状況だったので、

看護婦さんに話して、ベッドで休ませてもらいました。

 

 

その後、MRIで脳の全てを診断された結果・・・

 

 

「何ともないです。綺麗なモノです。認知症のかけらもありません。」

「熱中症でしょう?」

 

と言う事で、点滴をお願いして打って貰って帰りました。

 

何ともない事が分かって本当に良かったけど、

本来であれば「熱中症」の症状を緩和・治療する

事が先決だったのではないだろうか?

 

 

内科クリニックでの診療中に、最初に電話をして断られた大病院から

 

「総合診療科で対応します。どうぞ来られて大丈夫です。」

 

と電話をもらったが、後の祭りです。

 

 

熱中症は酷ければ死ぬこともあるものです。

税金で救急車を呼ばずにマイカーで行った事が良くなかったのか?

 

内科クリニックでの診療費・紹介状費、脳神経外科でのMRIを含めた

検査費と診療費、自己負担の3割でも結構な値段です。

 

残りの7割は(本人が支払う保険料、事業所負担分、地方自治体・国庫)と

税金も使われています。

 

ここが大きな問題です。

 

本来であれば、診療費と点滴で済んでいたのに、ただでさえ、

保険財政が苦しいのに、もっと効率的に出来る方法はないものか?・・・

 

 

2019年度の国家予算101兆円の約3分の1が社会保障費34兆円です。

そのうち半分が医療費12兆円と介護費3.2兆円で合わせての15.2兆円となります。

 

少子高齢化・地方の過疎化に大都市への一極集中は加速度をまして進みます。

病院の集約が都市部へと進むことで地域医療は崩壊し、大学病院や国立病院は

軽度の診療者で溢れ、緊急性の高い患者や重篤な患者が後回しにされてしまいます。

 

 

更に、民間の大病院は収益が上がる人間ドックなどの保険適用以外の自由診療で

儲ける事に主眼を置くところが増えて行くのが心配です。

 

そしてそこはインバンドの富裕者で溢れています。

その結果、患者間の経済的・地域的格差が生まれてきます。

 

 

さて現在の問題です。

 

1.受診回数が多い

 ➡ 国民皆保険制度の大きな利点ともいえますが、ちょっとした風邪や、

   腹痛程度、或いはかすり傷程度でも病院にかかっています。

   しかし、だからと言って重大な病気の前触れかもしれませんので、

   全てが問題とも言えません。

 

2.検査が多い

 ➡ 病院を変わる度に同じ検査を受けなければならない。

   本当に必要かなぁ?と思う検査もあります。

 

3.医療器具や材料価格が高い

 ➡ 複雑な流通経路で世界の中でも断トツに高くなっています。

 

4.薬剤価格が高い&薬剤使用量が多い

 ➡ 医療費財源の約30%が薬剤費。

   世界的に見ても薬剤費の医療費率は断トツに高い。

   日本は世界の中で最も薬が高く売れる。

   それだけ製薬会社の利潤が高いということです。

 

5.在院日数が長い

 ➡ 自宅で対応出来ない一人暮らしや高齢者が増えています。

 

6.医者や看護師の供給も間に合っていません。

 ➡ 特に救急医療は深刻です。また、外科・産婦人科なども不足しがちです。

 

 

・・・だからこそ

 

【掛かりつけ制度=ホームドクター制度】

の徹底が必要だと思います。

 

あなたの、生まれた時から最後まで看取ってくれる【ホームドクター】

 

ホームドクターは、全てのカルテと普段のあなたの健康状態を

常にチェックしています。

AIやIOTを使って常にチェックしています。

 

将来望む事は、腕に付けた時計型のウェラブル端末が血圧から

体温・僅かな血液を採取して全ての数値から危険性のある症状を把握します。

 

緊急の場合は、直ぐに専門医に紹介。

重篤ではない場合は出来る限り、最小限の薬と

食事療法・運動の指導によって改善させていきます。

 

未然に防ぐことこそ医療費の無駄をとり、

国が掲げている「健康寿命延伸」へと繋がる筈です。