大野尚の沸騰コラム

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「好奇心は未来を創る変化を楽しむエネルギー」

「好奇心は未来を創る変化を楽しむエネルギー」(2016年3月号)

 

今回のメルマガの原稿は旅先で書いています。

それもダラスからロスへの機内の中で…。

 

閏年の2月も終わりました。

4年に一回だから暫くは2月29日とも巡り会う事はないでしょう。

 

そう言えば…32年前の同じ月、東京の映像関係の専門学校に通う

僕はニコンF2フォットミックブラックボディにf1.2のレンズを

装着したカメラ一つと50本のフイルムとバイトで貯めた金を

首からぶら下げたポーチに入れて旅に出ました。

 

到着地はパリ。

一週間ほど星なしのペンションで過ごした後、ユーレイルパスで

鉄道を使いバックパッカーの旅を始めました。ヨーロッパ中の国と

街と町と村を巡り、様々なヒト・モノ・コト・自然に出逢いました。

 

その時体験したギャップが、驚きが、感動が、悔しさが、それ以上の

嬉しさと共に今の僕を形成しています。

 

人との関わりについては「それ以上」、「それ以下」の何事も

自然の前では小さな事だと思います。その小さな事で僕らは傷つき、

悲しみ、時に涙を空さんばかりに流し落込みます。

 

また、その逆に小さな事で笑い、嬉しさでテンションが上がり、

少し頑張ったりもします。その繰り返しです…

 

ネイティブアメリカン(ナバホ族)の聖地、アリゾナのアンテロープ

キャニオンは元は広大な海でした。潮が引き、水が乾ききり、砂が残り、

その砂の上に雨が降り、風が舞い、また雨が降り、風が吹き込み、

幾年も幾万年も繰り返して今・瞬間の形状となります。

同じ形は続かなのです。

この先も雨が降り、風が吹きまた形状が変わります。

 

僕らも一緒です。良い事もあれば嫌な事もある。

それは当たり前の事です。

僕らも自然も生きています。変化は自然の成り行きなのです。

 

そんな事を、今回の旅で思い出しました。

次の閏年は何処にいるのかなぁ? 誰と何をしているのかなぁ?

未来を思うとワクワクしてきます。

未来を想像すると、知らない・分からない不安が面白く思えます。

 

変化は自然のなり行き生きている証です。

好奇心は未来を創る変化を楽しむエネルギーです。