大野尚の沸騰コラム

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「方向性」

 「方向性」(2015年9月号)

 

お客様にも社員にも取引先にも家族にも言えない本音が

いっぱいあります。

 

言ってはいけない本音は言わない方が良いですが、

言いにくいけど言わなければいけない本音は言わなくては

いけないのです。 

 

「絶対に!!」ココを間違わないことです。

 

遠慮と気遣いは違う! だから今回は敢えて言います。

 

仕事の目的は何か?

資産をお金に変えること、そしてその資産を増やしていく

ことです。

 

資産とは何か?

商品・サービス・技術力

お金に変わるもの全てのものです。

 

仕事はその事に徹底的に近づかなくてはいけないのです。

 

1時間の仕事に2時間かける。一人で出来る事を二人で行う。

いつでも出来る事を先にやり、今やるべきことを後回しにする。

必要性の薄い資料をせっせと作る。

 

お客さんがあなたの資産をお金に変えてくれることに

精を出す事が一番です。

 

やるべき本質からなぜかけ離れていくのか?

結果を怖れているからではありませんか?

 

上手く行かない時はどうしよう。営業は断られるのが嫌だ。

リサーチやマーケティングは面倒だ。

価格を安くするのはプライドが許せない。・・・ 

 

出来ない理由はいくらでも出てきますね。幾らで売っても

いいのです。高い安いはお客様が決めること。売れないのは

あなたが付けた価格がお客さまに見合ってないだけです。

 

原価にプラスして売値を付けるのではなく、お客さんが買って

くれる価格に合わせて、仕入やオペレーションを構築すれば

よいのです。

 

若しくは他社にはなく、間違いなくお客さまが喜んで買って

くれるモノを見つけて仕入れるか作れば良いのです。

その為に仕事をすれば良いのです。

 

儲からないところは本質的な仕事の方向性がずれています。

余計なことばかりしているのです。

 

買いもしない客のところばかり廻る営業マン。

必要のない機能ばかり増やすオーバースペックな製品を

つくる事に精を出す。

若手の邪魔をし、過去の栄光にしがみつく管理職という重石を

外さない経営者。

 

それは優しさではなく、遠慮です。

 

経営者は目指すべき方向性(お客さんが買ってくれる事)を

明確にして適材適所に人員を配置し、各々のパフォーマンスを

日々上げていくオペレーションの仕組みや制度を作れば良いの

です。

 

と言っても、儲ける事が目的だけで良いのか? 理念は? 

社会的意義は?

 

最後に言います。仕事は何の為にやるのか?自分を含めて

自分が愛する人が幸せになるためです。

愛する人の範囲は自分で考えるしかありません。

 

自分の能力と行動力と経済力のキャパシティに比例します。

多くの人(家族、お客様、社員、取引先、・・・)を

幸せにしたいのなら自分の力を高めるしかありません。

 

だから、学び、励み、自分の資産を高めて行くことに

精進するのです。

 

でも、方向性だけは間違わないようにしないと徒労に終わって

しまいます。

方向性・持続・強度、遣るべきことの正しい方法を継続できる

強さでやれば良いのです。

 

早いものでもう一ヶ月も経ってしまった。

いや、まだまだ11ヶ月近くもあるよ。

 

「そうか!ひと月なんてあっという間だったなぁ。残りは

しっかりやらないといけない。」

 

と思う人もいれば、

 

「なんだ、まだ余裕だぞ!まぁ、ぼちぼちやろう。」

 

と思う人もいる。

 

もちろん自分の置かれている状況でも違ってくるだろう。

 

大事な事は過ぎ去ったひと月をどの様に過ごしたかを

自ら問うてみることだと思う。

 

その問いの答えをしっかり把握して、これからの動きに

変えなければならない。