大野尚の沸騰コラム

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「壁」  

「壁」   2015年5月号

           

今流行の「壁ドン」であれば、色っぽいし、心ときめくかも

しれませんが、5月病という「壁」で悩み苦しみ、

折角入った会社も、学校も辞めてしまうのはつらいことです。

 

受け入れ側も、彼らは「弱っちいな!」なんて言わないで、

一声かけて欲しい。

 

採用にはコストも時間もかかっています。何よりも少子化で、

益々厳しくなるリクルーティング事情を考えると、

教えて育て上げた方が、企業にとってはプラスです。

 

誰でも「壁」にぶつかる時はあります。

経営者や先輩の皆さんにとっては、気にすることのない

些細なことであっても、若い彼等には目の前に立ちはだかる

大きな障害かもしれません。

 

大事なことは、無視をせず関心を持って声を掛けて

あげることです。途中で遮らずじっくりと話を訊いて

あげることです。

 

最も大切なことは、「壁」を避ける事でも、その場から逃げ出す

ことでもなく、「壁」の先には、少しだけ強くなった、

スキルの上がった、経験値が高まった「自分」がいることを

教えることです。

 

彼等の未来を創る為にも、先輩たちが、乗り越えた「壁」を

取り払うことなく、声を掛けてあげることです。