大野尚の沸騰コラム

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「プロになろう!」  

「プロになろう! 2014年11月号

 

僕は学生時代に「頑張った!」と言えるものが殆どありません。

部活にも入らず、勉強にも必死にならず、生徒会活動もなし、

バンド活動もなし。仲間とツルンで暴走したこともありません。

・・・しかし、そう言えば、大して頑張ったつもりはないけど

「旅」をするためのアルバイトには精をだしました。

 

学校の長期休暇の半分は「旅」に出れるように、

学校の休みの日や夏休み・冬休み・春休みの半分は、

ゴルフ場のキャディを真っ黒になって一日36ホールも

半電動カート(一緒に歩きながら操縦するモノ)で

歩きまわっていました。

 

お客さんに気に入ってもらって指名を貰うために、

ゴルフ雑誌を買って勉強もしたし、

何処に飛んでいくかわからないボールを必死で追いかけて

OBゾーンの崖下から探しだしたし

(当時はボール一個も貴著品だった)、下手なショットにも

「ナイスショット!」の掛け声をかけました。

残りの距離やラウンドの状況からクラブを選んで持っていき、

お客さんが喜んでくれることを探して応えることが

楽しかったのです。

 

働く目的は「旅」をするための旅費稼ぎでしたが、

やっている仕事の完成度を高めるために日々努力していました。

他のアルバイトやプロのキャディのオバちゃん達にも

負けないように自ら動いて自ら知識も吸収していました。

 

沢山のアルバイトや仕事を経験してきました。

もちろん25歳の時に入社した「旅行」の仕事にも全てを

掛けました。小さな誰も知らない会社でしたが、

そこで一番になることを決め、勤務時間以外も全てを

「旅行業」を高める為に費やしました。

 

読む本・映画も旅に関するもの、他社にも客のフリを

して見て回りました。

 

「経理」「財務」「マーケティング」「マネージメント」

・・・立場や役割が変わる度に本屋で立ち読みし、

足りなければ古本屋で本を買って自宅で勉強。

・・・誰しもが好きな仕事につけるわけではありません。

今やっている仕事を突き詰めていけば、

お客さまが喜んでくれるはずです。

お客さまの喜びは仕事の感動です。

その感動は仕事を好きになる原動力になります。

サラリーマンでもプロになろう。

突き詰めて行こう。

経営者はプロの社員を沢山創り出すことが使命です。