大野尚の沸騰コラム

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「どうなる?どうする?10連休」

「どうなる?どうする?10連休」  2019年3月号

 

目の前に迫ったゴールデンウィーク、今年は10連休です。

ロイヤルマーケティングのネット調査で4人に一人が10連休だそうです。

 

 

そもそも、なぜ?10連休なの?

4月27日は土曜日で週休2日であれば、休日です。

28日は日曜日で休日。

29日は昭和の日で祝日、5月1日はメーデー・・・

で、一般的にはお休みではありません。

 

僕の誕生日ですが、残念ながらお休みではありません。

 

4月30日に現天皇が譲位して平成が終わり、翌日の1日に
新天皇が即位する事で、今年だけ特別に国民の祝日となります。

 

それでは、なぜ4月30日と5月2日が休みなるのかと言うと、

祝日法によって、「その前日及び翌日が国民の祝日である日は休日とする」と言う事で、

祝日に挟まれた日がテーブルゲームの様に赤色に変わってお休みになったのです。

 

 

以前のカレンダーを探ってみると4月に3連休+5月に4連休で、

たまたま日が良く7連休になることもあっても10連休はありませんでした。

 

・・・嬉しいですか?

 

・・・それとも、不都合、不便はありますか?

 

・・・経済的にどうなるか?

 

 

どうなる?10連休

生活娯楽関連サービスは儲かりますね。

旅行会社・航空会社・鉄道会社・ホテル・外食産業などです。

 

 

旅行会社によると、旅行の予約状況は申し込みが前年の2倍から3倍となっているそうです。

 

特にロング(ヨーロッパやアメリカ・オーストラリア等で高単価の商品が売れています。

客も増え。単価も上がる。特需ですね。

 

 

本来は、長期のお休みの時には東京は閑散となりますが、4月30日の退位の礼、

5月1日の即位の礼で東京方面の予約も増えているそうです。

 

 

運送関係は、お客さんが集中する日の狭間(需要が少ない)中日があります。

この中日がお盆や正月は苦労していましたが、結構、埋まっているそうです。

 

 

外食は地域差が出ます。観光地やお祭りやイベントなどが集中する地域は儲かりますが、

ビジネスマーケットを中心としたオフィス街のレストランや飲み屋さんは苦戦するのではないでしょうか?・・・

 

 

しかし、その他の全産業は押し下げとなります。

特に、製造業は心配です。

 

4月・5月の稼働日数が減る事です。

・・・特に5月の生産は落ち込むでしょう。

 

また、日給月給の職人さんは5月分の手取りベースが減額となります。

出来れば企業側で有給を取得させてあげる事が必要です。

また、休みの前後は、かなり忙しくなるのではないでしょうか?

残業代は増えても強度の過重労働にならないか心配です。

 

 

金融機関もお休みとなります。

ATMの故障や現金不足ならない様に対処しなければなりません。

 

この際、10連休はキャッシュレス化への挑戦と捉えて現金をなるべく

使わない様にしてみるのも良いかも知れません。

 

 

日本の株式市場も閉鎖されます。

証券会社も市場もお休みです。

 

しかし、世界の市場は動いています。

今や世界の市場の動きは大きく日本市場にも影響します。

休みの期間中に世界の情勢が大きく揺れ動くことがあれば、どうなるか?不安です。

 

 

また、ライフラインのトラブルの対応が休日中は可能なのか?

電気・水道・ガス会社などもお休みとなります。

もちろん交代要員で対応されると思いますが、有事の際も

しっかりと問題がないようにお願いしたいものです。

 

 

特に心配なのが医療関連です。

一般病院もお休みとなります。

 

特にお医者様はお正月位しか連続してお休みが取れません。

 

この際は、長期に旅行しようと申し込みをされている方は多いのではないでしょうか?

・・・人間はいつ何時、事故や病気をするか分かりません。

 

救急医療センターや当番制で対処されると思いますが、お盆や正月の混雑状況が

ニュースで報道されているので、長い待ち時間が心配です。

特に重篤な症状の患者の命が失われることがないように行政も含めて体制を整えて

頂きたいと思います。

 

 

もう一つ、心配事があります。

長い休みと言う事で、普段、殆ど車に乗る事がないホリデードライバーの方の運転です。

 

知らない街で慣れていない道での事故の多発が心配です。

出来れば、ドライブ旅行を計画の方は事前にぺーパードライバー研修を行うなどして

おかれたらご自身でも安心です。

 

 

どうする?10連休

折角の長期のまとまったお休み、堂々と気兼ねなく取れる休みのチャンスです。

この機会を使うのではなく、有効に10連休の活かし方を考えてみませんか?

 

これからは働き方改革の一環で有給利用の長期休暇が可能になります。

今回の10連休で自分の遣りたいことを見つけてみませんか? 

 

休む事がマイナスになるのではなく、プラスになる動きを是非とも創り出す事が必要です。

一時的な経済の低減を大いに挽回する為のエネルギーの再チャージです。

 

自らも家族も日本も大いにリフレッシュして未来を豊かに過ごせるようにしたいものです。