大野尚の沸騰コラム

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緩ーい生活って何だろう?

 

『 緩ーい生活って何だろう? 』  2020年6月号

 

人生も62歳を超えると、好きな様に

生きてみたいと思う様になります。

 

他人からみると、好きな様に生きてるじゃないか

と指摘されそうですが、これでも目には見えない責任や

柵(しがらみ)はあるのです。

 

 

「ひろしです。」で始まる自虐ネタで

一世風靡した芸人「ひろし」さんの生き方

なんだか、緩~く楽~な感じしませんか?

 

彼は芸人としてのピーク時には何と、

最高月収4000万円を稼いでいたと言う事です。

 

最近は地上波のテレビで見る事は少なくなりましたが

BSでの海外旅番組での自由奔放なやり取り

知らない事も間違ったことも、敢えて隠さず

そのまま放送、視てて好感が持てるのは彼の

飾らないと言うか、つまらないプライドを

捨てたというか?

 

僕にはとても「素敵」に見えます。

 

 

また、ユーチューブでの「ソロキャンプ」、最初は

自分用に撮影していた一人キャンプ・・・

何の演出もない地味な動画が、今では登録者数20万人を超え

何本もCMが入る人気ユーチューバーになっています。

 

 

・・・彼の本「働き方1.9」を覘くと、

 

小さい頃は虐められ、無理して学校に行っていた

若いころは芸人になる事に憬れ、大ブームなった「ひろしです。」で

一発当てて、その後沈没、自ら大手プロダクションを辞め、一時期には

自殺寸前に追い込まれた彼が新しい自分の生き方に辿り着いた

 

とあります。

 

 

際立った才能がなくても、人脈がなくても、

ただ好きなことだけして生きていく。

 

生き方・・・

 

同様に、韓国では『あやうく一生懸命生きるところだった』

というエッセイが25万部の大ヒット。

 

日本でも5万部に近い売れ行きとなっています。

 

 

エッセイには、

 

「努力は、必ず報われるわけじゃない」

 

「これ以上、負けたくないから、一生懸命をやめよう」

 

とあります。

 

 

 

私たち日本人は、頑張り過ぎではないか? 

 

新型コロナ感染拡大のきっかけも、真面目さが招いたと思えませんか?

・・・多少の具合の悪さも熱があっても我慢して仕事に行かねばと

無理して行った事。

 

行きたくないゴルフや飲み会の接待も、上司や顧客への忖度が

招いたことが原因かもしれません。

 

元検事長の黒川さんも本当は検事総長になんかなりたくなかった。

 

 

八方美人で築いた人脈の広さが、おまけに「NO!」と

言えない人の良さが、優しさが、仇となったのではないか?

 

・・・本当は定年後、庭いじりでもしてゆっくり過ごしたかった?

 

・・・でも、それ以上に麻雀が好きだった。

 

どちらかは分かりません。

 

 

上を目指すと言う事は、権力を手に入れると言う事は、

何れにしても自分の意思を外れる事になります。

 

新型コロナによるパンデミックにより、生活様式が

変わっていきます。

 

 

毎日会社に通わなくてもテレワークで”ON-LINE”で

通勤も減らせるし出張も減らせます。

 

空気の良い田舎でのんびり過ごせるんじゃないか?

 

満員電車も嫌な上司の顔も見なくて良いし、考えて

見ると日々の通勤時間でどれだけ時間損しているか?

 

家賃やローンを考えると都心に住むことでの経済的損失は多大だよね。  

都会だろうが田舎だろうが好きなところに住めばよい。

 

どこにいても出来るWEBで仕事が出来れば、

ゆるーく良いじゃない? 素敵じゃない。

 

 

「プライド」が大きな障害となって私たちの素敵な人生を

邪魔しているのではないか?

 

ライオンの群れの事を「プライド」と言うそうです。

その群れから離れてみても良い時代()(とき)になったのです。

 

 

誰にも可能性はある。

 

その可能性から遠く離れて暮らすよりは嫌なものから

離れていいんじゃない?

 

疲れすぎてストレスで、死ぬことないよ。

 

頑張り過ぎる事ないよ。

 

 

離れて逃げて逃げる事に疲れたら、飽きたら、目の

前の事に向き合ってみたら良い、その目の前の事を

本当に好きになってみたら良い。

 

誰もが好きな事やれることになるはずです。

 

 

「ひさしです。」・・・

 

62年の人生で一番働いたのは20歳の頃、19歳の時に

行ったヨーロッパへのバックパッカー旅行時に知り合った

イタリア人の女の子を追いかけてイタリアに留学する為に

お金が必要だったから。

 

目の前に夢見る楽しい事があると辛さも苦しさも

忘れてしまう。それは好きな事に変わります。

 

 

多分、芸人「ひろし」さんも、

気ままに自由に楽しく生きる「所さん」も、

私たちが知らない見えないところで

努力して頑張って生きて来た。

 

私たちからみると「頑張った」姿は見えなかったけど、

きっと好きな事に、今に通じていたと思います。

・・・緩ーい生活って何だろう?