大野尚の沸騰コラム

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こだわりが商機を生む

 

「こだわりが商機を生む」 2021年3月号

 

 酒【アルコール=酒精(エタノール】は強い方ではない、でも弱くはない。

基本的に乱れるまで飲みたくはないし、その手前で控える事を出来る自制が私にはある。

 

 

それは単に、翌日の二日酔い・・・

ボリビアのアンデス山脈5,380mのチャガルタヤでの

トレッキング中に起きた高山病を彷彿する得も言われぬ苦痛は 

避けたいだけの自身の防衛本能がそうさせている。

 

 

だがしかし、それでも、気の置けない友人達や心地よい空間、

飲む前、飲むとき、飲んだ後の手間暇含めて楽しめる

一連の作業の「時」・・・に震えるようなワクワク感が沸騰する

までのプロセスが楽しめる。

 

もっと言えば、最後のエンドロールの音楽でさえ、退屈ではなく

本編での感動の余韻を感じたいという思いが募る。

 

頭の片隅に残存として残る良い記憶(ストーリー) 

・・・何が言いたいのか?

 

 

昨年、8月初旬に申し込んだキリンのビアサーバー(ホームタップ)が 

8ヵ月後の昨日、届いた。

 

ドラえもんのお腹の様な真っ白な円筒形。

重さ、形、色、一つ一つの機能(特に注ぐ為のタップ)は木質に似せた 

樹脂ではなく、本物の木を使用している。

 

使用する場合も見た目も木質系樹脂でも構わない筈だが、

本物の木が醸し出すプレゼンス(存在感)は違う。

 

・・・サーバーの蓋を開け、炭酸ガスカートリッジも手の中に納まる

大きさとずっしりと感じる重さも,なんだか大人の好奇心を擽る。

 

狩猟前の高揚感というか?・・・

 

狩猟はしたことがないけど、そんな感じが起きてくる・・・

 

専用ペットボトルも、ビールの品質を劣化させぬ酸素の透過を防ぐ

特殊コーティング(特許取得済み)が施されている。

 

チューブ・ストロー等の専用の注ぐ前のセッティングが、また、楽しい。

蓋を閉める時の「カッチ!」と言う音さえ聞き惚れる。

 

当然、届いたばかりの専用ペットボトルに詰まった

「キリン最上位ブランドの一番搾りプレミアム」は厳選した素材、

(ホップ「IBUKI」は一等品をふんだんにとある。「ふんだんとは何と贅沢な!)

また、美味しさ保つ輸送方法。とある。

 

 

・・・さぁ、来たぞ!届いたぞ

 

「慌てるな!」

 

サーバーにセットする前に、専用ペットボトルを冷蔵庫で冷やそう!

 

「そのくらい、待てるよな!待つんだぞ」

 

・・・独り言ちが多くなる。 

 

・・・期待が膨らむ時が重なる。

 

・・・月2回の配送。

 

 

サブスクでのお届けシステム。 

正直、缶ビールの方が安い。

 

でもね、唇に最初に触れる柔らかなクリーミーな細小な泡達君が

期待の増幅となり、キリリと冷えた液体が喉越しを落ちていくとき

感動は幸せへと昇華する。

 

そこに価格を超えた価値が生まれる。

 

コロナ禍の巣ごもり需要の宅飲み需要も取り込んでの商機を創造したに間違いない。

 

 でも、私はキリンの広報マンでもなければ、別にお金をもらってるわけでもありません。

 という事を付け加えさて頂きます。