只松崇の人財イキイキコラム

「パフォーマンスを高める習慣化」

 

パフォーマンスを上げるスポーツ選手の多くは、

自身のパフォーマンスを最大化するために日常の行動を

「ルーティーン化」しています。

 

「ルーティーン化」とは、

日常生活や仕事の流れの中に上手くいく一定の流れをつくることで

無意識かつスムーズに高いパフォーマンスを上げることだと捉えて

いただいても良いでしょう。

 

イチロー選手が試合前に一定の流れで心と体を最善の状態に整えて

いくことは有名ですね。

 

スポーツの世界だけではなく、私たちが仕事をする中でもこの手法を

活用することで目標達成を効果的に行うことが出来ると言えます。

 

良い仕事をし良い人生を歩むためには、このルーティーン化が

欠かせない要素であるとも言えるでしょう。

 

今回は、良い行動をルーティーン化し目標達成するために必要なポイントを書いてみます。

 

 

【1.具体的な行動を決定する】

「健康のために運動をする」という漠然とした行動目標ではなく、

 

・毎朝15分間ストレッチをする

・朝礼前に30分間かけてトイレ、階段、玄関、会社前の道路を清掃する

・週に3度は、一駅分歩く

 

とルーティーン化する内容を具体化・明確化することが重要です。

 

当社研修を受けたご参加者のお一人は、この方法で1年間で7kgの体重減に成功されました。

 

これは、営業の行動目標を決める時も同様で「お客様に電話する」でななく、

「毎日お客様へ15件電話をし、出来ない場合は、翌日に不足分を加え電話する。」

することとで目標達成に向けた行動精度を高めることが出来ます。

 

 

【2.ルーティーン達成率をはかる】

ルーティーン行動を確認するシートをつくり達成度合いを%で表し

振り返り翌日行う行動を明確化します。

 

行動を数値化することで行動目標の達成度合いが計れるメリットもあります。

 

出来た場合は達成感が得られますし、出来ない場合は、起こすべき具体的な

行動が明確になりチャレンジ精神が湧いてきます。

 

 

【3.将来につながる行動へ改善していく】

行動化出来たら、行動の質を段階的に高めていきましょう。

無目的に行動するのではなく、目的に向けてより良い行動はどういうものかを

考え改善していくことでより良い行動が習慣化されます。

 

このように「良い行動」を「意識してルーテーィン化」することで無意識に

良好な行動ができる習慣が身についてきます。

 

また、この習慣を更に継続していくと奪うことが出来ない力が体質化して

目標達成が可能となり充実した仕事や人生へと繋がってくると考えます。

 

今年も残すところわずかとなりました。

 

年末へのラストスパートのために何か一つ行動を決めルーティーン化するのには、

良いタイミングではないでしょうか。

 

 

 

 

【リスクをチャンスに変える リスク・マネージメント】

 

企業を取り巻く環境は、様々なリスクに溢れています。

 

台風や地震などの自然災害のリスク

IT社会ゆえのシステム障害や情報漏洩のリスク

社員のメンタル不調や労働災害の労務リスク

事業継承や新事業展開などの戦略リスク

景気変動や法律改定などの外部環境リスクなどなど

 

数えれば枚挙にいとまがないほどです。

 

このような状況の中で私たちには

リスク・マネージメントの能力が求められています。

 

今回は、リスクを恐れず組織を発展させるためのリスク・マネージメントについてご紹介しましょう。

 

 

リスク・マネージメントには

大きく【平時対策】【緊急時対応】の2つの段階があります。

それぞれの流れを解説します。

 

【平時対策】

リスクを分析し未然に防止するための活動です。

以下のフロー(流れ)で実施します。

 

1.リスクの明確化

      組織を取り巻く全てのリスクをリストアップする

 

2.リスクの分析・評価・選定

  発生頻度が高く影響度が大きいリスクを特定

 

3.リスク回避のシュミレーション策定

   ①発生させない(又は発生頻度を下げる)ためのシュミレーション

   ②被害・影響を出さない(又は影響を小さくする)ためのシュミレーション

   ③危機が発生した場合のシュミレーション

 

4.リスク・マネージメント実行

   3のシュミレーションを元にリスクを回避するマニュアルなどを作成し実行

 

 

【緊急時の対応】

平時の対策を行ってもリスクは発生する恐れがあります。

リスクが発生した場合は、有事対策として以下のフロー(流れ)を実施します。

 

1.優先順位を決定し有事対応

  重要度と緊急度を鑑み対策をスピードをもって実行します。

 

2.二次的危機発生の防止

  発生しうる二次的な危機を予見し防止活動を実施します。

 

3.被害や影響の拡大防止

  危機が危機を生むリスク連鎖を防ぐべく被害や影響の拡大を防ぎます。

 

4.平時対策に繋げる

  緊急対応が終わったら

  対応を検証し、貴重な経験として再発防止のための平時対 策に繋げていきます。

 

 

リスク対応は、有能な経営者でも一人では出来ません。

組織的に対応出来る体制を平時から構築することでリスクを回避し

万一危機が発生しても被害を最少にとどめることが可能となります。

 

社員がリスク・マネージメントを理解し実践することで

危機ですらチャンスに変えることが出来る強くしなやかな組織が構築が出来ます。

 

 

 

イノベーションを創出する ファシリテーションの力

 

ファシリテーションとは、

会議や集団活動がスムーズに進行し成果を上げることを支援するスキルです。

 

最近とみにファシリテーションに関心が寄せられる背景として、変化が激しく

目まぐるしく環境が変わる中で、現場の社員一人一人が自ら考え行動する組織の

需要が高まっていることがあげられるでしょう。

 

時代の要請として、リーダーが判断を下しメンバーに指示命令を出すといった

これまでの組織体系から、多様なアイデアを全員で出し合いイノベーション(革新)を

創出するような組織への変換が求められていると言えるのではないでしょうか。

 

では、いったいどのようにファシリテーションすれば、多様な意見が引き出せ、

効果的にアイデアを整理し、合意形成の上、より大きな成果を上げられるので

しょうか。

 

ファシリテーションの流れを4つのポイントに分けて説明してみます。

 

ファシリテーションの4つのポイント

●ポイント1 【場】をデザインする

メンバーが何でも話せる雰囲気をつくります。

そのためにファシリテーションを行うファシリテーターは、先入観を

持たず中立を保ち前向きな空気を醸成します。

 

●ポイント2 意見を受けとめ引き出す

テーマに対してメンバーから自由な意見を引き出し、

受けとめ、拡げ、掘り下げていきます。

 

●ポイント3 意見を整理し絞り込む

集まったアイデアを図などを使い論理的に整理しながら、

採用するアイデアを絞りこんでいきます。

 

●ポイント4 まとめる

結果としてどのアイデアを採用するかを合意形成し、

実行に結び付け成果を生む流れをつくります。

 

上記の流れをつくるために、多くの組織が社員に以下のような

スキル教育を行いファシリテーターを養成しています。

 

 

ファシリテーターに求められるスキル

アクティブリスニング・スキル(積極的傾聴力)

コーチング・スキル(グループをコーチングする力)

ロジカルシンキング・スキル(論理的な思考法)

図解思考・スキル(有効な図やマトリックスを選択し活用する力)

合意形成・スキルメンバーを説得するのではなくメンバーが

          納得感を持ち主体的に行動出来るようサポートする力)

 

 

上記のスキルを社員が習得することにより、組織力は確実に高まり、

大きな効果を生むことが出来ます。

 

奥が深いファシリテーションですが、社員がスキルを段階的に付けて

いくことで前向きに考え行動する組織が構築が可能となります。

 

 

【達成感を推進力とする教え方】

 

達成感が生み出す幸福感

出来なかったことが出来るようになることは、
人間にとって大変面白いことだと言えます。

赤ちゃんが、這いだしたり、立ちあがって歩き出したりする行為も、
この面白みが原動力をなっているようです。

私たち大人も同じではないでしょうか。

 

自分がこれまで出来なかったことが出来ることで、他者を喜ばせる
ことも出来ますし、自分自身もやり遂げたことを実感でき達成感を
味わうことが出来ます。

 

会社の中での部下指導でも、この【達成感という面白み】を持たせる
ことがとても重要だと言えます。

単に説明するだけではなく、実際に部下にやらせてみて達成感と仕事に
対する面白みを持たせることで上達レベルも達成スピードも格段に高ま
っていきます。

日々の達成感や充実感が幸福感につながることは、脳科学の分野でも
多く語られています。つまり教えることとは、部下が達成感を持ち、
これまで出来なかったことを出来るようにしていくことのサポートで
あると言えます。

 

上達のためには練習が必要

部下の上達を助けるためには、実際にやらせてみること(練習)が必要です。

その際、上司が上手く課題設定することで、部下は、課題が無い時よりも
段階的に取り組むことが出来、結果として成果も大きくなります。

 

例えば、

「現在10分かかっているこの作業を、準備の段取りを私が説明するように
変更することで6分まで短縮してみよう。では説明を聴いてもらって、その
後実際にやってみましょう。」

というように、具体的な行動と達成するレベルを示すことで課題が明確になり
上達が早まります。また、部下が達成しようと努力している最中も、細やかに
達成したことを伝え充実感を与えることが重要です。

 

教わる側と教える側の相互幸福感を創造する

達成感を推進力とし部下自身が自分を伸ばすこが出来、働くことの充実感や
幸福感を味わうことが出来るようになることで、組織は大きく発展します。

また、上司としても教えた相手が育つことが、上司冥利につきる幸福感に
つながってくるのではないでしょうか。

 

しかし、教える側に、教えることは、どこかしら人を抑制したり、管理する
イメージが強いと教わる側にも「やらされる」というイメージが生まれ、
仕事に対して後ろ向きな行動を促進する結果となってしまいます。

 

【教えること】

は、

【部下が達成感を持つことによって上達していくことを支援すること】

だと意識し導いていくことが上司と部下双方の幸福感につながり、
パフォーマンスを大きく上げていきます。

 

 

 

【コンプライアンス推進による組織発展】

  近年、企業や働く人のコンプライアンス意識の醸成が
更に求められるようになってきています。

 

背景としては、ステークホルダー(顧客や取引先、関係官庁などの
利害関係者)からの要請の強まりに加え、コンプライアンス違反が発生した
場合の法的な制裁、メディアでの露出、インターネット上での風評被害、
顧客離れ、既存社員からの組織に対する不信とそれが原因となる離職、
新卒採用への悪影響、関係団体からの抗議など、大きなマイナス影響が
あるからだと言えます。

 

コンプライアンスとは、法令の遵守は勿論、組織内の規程の遵守、倫理観、
マナー、道徳心など社会的な規範を守ることも含む大きな枠組みです。

 

例えば、営業車両を運転する際、交通法規は守っていても荒っぽい運転をして
周囲に危険を感じさせたりすることは、コンプライアンス違反行動だと言えます。

 

実際、多くの企業に

「おたくの社名が書かれた車が煽ってきた。どんな教育をしているのか!」

「そちらの車を運転していた人が、窓から煙草を捨てたのを見た。道徳心がない!」

などの声が寄せられています。

 

このように企業は、社会から厳しく見られており、コンプライアンス違反は、

企業の発展を大きく妨げる恐れがあるということです。

 

弊社にも【コンプライアンス推進研修】のご要望を多く頂いていますが、これも
コンプライアンス推進を組織の更なる発展に繋げるための重要要素であり社員を
幸福に導く大切な考え方であると位置付けている企業が増えてきている表れだと
考えています。

コンプライアンス推進のためのポイントを記しますので
参考にして頂ければ幸いです。


ポイント1.あるべき姿が示されているのか?

人として、社会人として、会社の一員としての共有すべき考え方、あるべき姿と
そのための具体的な行動指針が示されているかがコンプライアンス推進のために欠く
ことが出来ない重要要素です。


ポイント2.
コンプライアンス推進行動を評価しているか?

あるべき姿を理解し行動している人を褒め承認しているか?
コンプライアンス行動から離れている人がいれば指導しあるべき姿を理解させ行動促進しているか?
コンプライアンス推進のために評価を継続していくかも重要ポイントです。

コンプライアンス違反者を放置容認すれば、良い社員は会社を去り違反者が
増加し組織をむしばむ恐れがあります。


ポイント3.
組織のビジョンと個々人のビジョンのすり合わせを行っているか?

会社の理念や存在意義、将来のビジョンを示し、会社の理念に則り行動することで社員も
幸福になるということを示しているか?

組織のビジョンと個人のビジョンとをすり合わせるためのミーティングや面談、研修などの
機会を意図的に設けることが重要です。

「お客様に喜ばれ社会に貢献するこの会社で働くことが自分の誇りである。
だから人としても社員としても更に自分を磨いていきたい!」

このように考える社員の方々が増えれば、コンプライアンス違反が防げるだけでなく、
会社が大きく成長発展する可能性が大変大きくなります。

 

このようにコンプライアンス推進をテコにし社員意識を高め企業発展に繋げる
企業が増えてきています。

 

 

対立をプラスのエネルギーに変換する【コンフリクト・マネージメント】

 

対立(コンフリクト)は、良くないことであると捉えがちですが、
正しくマネージメントすることによりプラスのエネルギーに変換
することが出来ます。

コンフリクトをマネージメントするトレーニングを積むことで
次のようなメリットを生み出すことが可能となってきます。

 

1.組織変革が可能となる

組織の変革は、多様な意見の中から生まれてきます。
感情面での負の対立を回避し良好にコンフリクト・
マネージメントすることにより、新たな視点が生まれ
組織変革を可能とします。

 

2.率直な意見を言い合える環境整備が出来る

自分の意見を言語化することで、自身の感情(何に対して
苛立っているのか?何を求めているのか?)を整理すること
が可能となります。

お互いに率直な意見を言い合える環境を整えることが
自己理解に繋がるのです。

また、積極的に相手の真意や思いを傾聴する能力を高める
ことで相互信頼も醸成されてきます。

 

3.質の高い意思決定が可能となる

様々な視点で意見が出されることにより漏れや偏りがなくなり
多くの情報の中から、効果的な意思決定が出来る可能性が広がります。

 

4.学び・気づき・アイデアが生まれやすくなる

自分にない考え方を知ることで視野が広がり学びや気づきを
生みやすくなります。

また、組織内でも硬直化した思考に陥らず多様なアイデアが生まれてきます。

 

このようにメリットが多いコンフリクト・マネージメントですが、
どのように手に入れれば良いのでしょうか?

コンフリクト・マネージメントを行うために組織内でメンバー皆が
心に留める必要があることを4つのポイントにまとめますので参考に
してみてください。

 

■ポイント1 

 相手を否定・罵倒・侮辱しないこと

■ポイント2

 相手の立場を尊重すること

■ポイント3

 自分を客観的に見つめること

■ポイント4

 「誰が」ではなく「何が」正しいのかを考えること

 

 対立というエネルギーを「私たちのためにどう活かすか?」を
組織内で考えることで多くのメリットが生まれてきます。

 

 

 

目標達成のための行動遂行要因 【結果予期】と【効力予期】

 

【結果予期】【効力予期】

 

 目標達成のための行動遂行要因として

 

・【結果予期】

・【効力予期】

 

があげられます。

 

今回はこの目標達成のために重要な2つの行動遂行要因についてご紹介しましょう。

  

■【結果予期】とは

生み出す結果のイメージを明確に持ち、

結果を生み出すメリットを感じることです。

 

オリンピック選手がオリンピックの時に金メダルを首にかけ

表彰台の真ん中に立っているイメージを強くもって練習に

あたることもこの結果予期だと言えます。

 

つまりゴールに立った時のイメージを明確に持つことで

脳はプラスの行動を促進させることができるということです。

 

 

■【効力予期とは】 

結果予期でイメージ出来たゴールへ向かうために具体的な

行動を促進するのが効力予期です。

 

効力予期とは自分は行動を起こすことが出来るという確信

とも言えます。

 

効力予期を高める具体的な方法として以下の5つがあげられます。

 

 

1.達成経験

最も重要な要因で、自分自身が何かを達成したり成功したりした経験

 

2.代理経験

自分以外の他人が何かを達成したり成功したりすることを観察すること

 

3.言語的説得

自分に能力があることを言語的に説明されることや言語的な励まし

 

4.生理的情緒的高揚

心地よかったり気分が高揚したりすること

 

5.創造的体験

自己や他者の成功経験を想像すること

 

このように【結果予期】と【効力予期】がイメージできると

脳はクリエイティブになり行動促進が出来ます。

 

ビジネスシーンやスポーツの世界では勿論ですが、

人生に起こる様々な課題を解決していくためにも

この【結果予期】と【効力予期】を活用することが出来ると言えます。

 

 

「自己効力感を高めることの重要性」

【自己効力感を高めることの重要性】

 

カナダの心理学者アルバート・バンデューラは、

人が行動を起こす際に大きな影響を及ぼす感覚を

【自己効力感】(Self-Efficacy)として提唱しました。

 

目標に向かう時や様々な壁にぶつかった時も

次のような流れを意識することにより

【自己効力感】が高まりパフォーマンスが上がります。

 

1.「自分は出来る」という信念である【自己効力感】を持つ

2.やる気が高まる

3.行動を起こせる

4.成果に近づく

5.更なる【自己効力感】を生む

 

 

バンデューラは【自己効力感】を次のように定義しています。

 

自分が行為の主体であると確信していること

 

自分の行為について自分が統制しているという信念

 

自分が外部からの要請についてきちんと対応しているという確信

 

 

【自己効力感】の違いは、日常の小さな行為から大きなチャレンジまで

影響を与え物事に対するその人の取り組む姿勢を決定すると言われています。

 

例えば自己効力感が低い人は、

「自分はできない。きっとうまくいかない。」という心理状態となり、

やる気を起こす気力すら失い、良い結果が生まれにくいという悪循環に

陥ってしまいます。

 

一方で【自己効力感】が高い人は、

「自分ならやれる。やれる方法はきっとある。」と考えるため行動を

起こす気力が生まれ、良い結果が生まれやすい好循環となります。

 

 

人間の脳には、無限の可能性があり、本人も想像できないような

潜在的な能力がひそんでいます。

 

つまりできる可能性があるにも関わらず、自分の能力に蓋をして

しまうことで潜在能力を発揮出来ない状況にするのか、自分の

可能性を理解し【自己効力感】を持つかによって大きく結果が

違ってくるということです。

 

 

 弊社では、

コーチング研修管理職者研修リーダーシップ研修

を通して組織内の【自己効力感】を高め

未来を開くためのサポートをしていますが、

「自分は取り組むことが出来る」

「自分の組織は、未来を築くことが出来る」

と考える人のパーセンテージが高まることで

確実に組織が発展することを目の当たりにしています。

 

 

価値を生む20%に集中する

【価値を生む20%に集中する】

 

イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートは

【80対20の法則】(別名パレートの法則)を提唱しました。

ある国の総人口のうち20%がその国の富の80%を所有していたり、

ある企業の顧客の20%が収益の80%を生み出していたり、

生産したビールの80%は、20%の顧客が消費していたり、

交通事故の80%は20%のドライバーが起こしていたりする原則を

発見し示したものです。

 

このパレートの法則は、タイムマネージメントにも

活用することが出来ると言われています。

つまり価値を生む20%の時間に集中してエネルギーを

注ぐことで期待する80%の成果が得られるということです。

 

将来を豊かにし自分や家族、大切な人たち、顧客、会社の仲間、

友人に貢献することが出来る価値を生む20%を発見し

そこに集中することで大きな成果が生まれるというわけです。

 

仕事であれば、顧客への貢献度が高い重要な部分に集中する

ということでしょう。

 

特に主要顧客(上位20%のお客様、または、将来的に

上位20%に入る可能性が高いお客様)に喜んでもらえることに

集中して時間を割くということです。

 

顧客が本質的に望んでいることや困っていることをヒアリングし

解決策を提案すること、そのためのサービスや商品を開発し

提供することに集中することで大きな成果が生まれることは、

成功した企業が証明してくれています。

 

プライベートであれば、大切な人たちと豊かな時間を過ごしたり、

自分が心から楽しめることをしたり、

将来を豊かにする価値があることに時間を割くことで精神面でも

肉体面でも健康となり幸福感も高まるでしょう。

 

私たちに与えられた有限の宝物である時間を

どのように価値あるものにするのか

【80対20の法則】を活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

時という宝物を輝かす タイムマネージメント

【時という宝物を輝かす タイムマネージメント】

 

私たちに与えられた有限の宝物である【時間】。

 

1日24時間は、私たちに等しく与えらえていて、

何人も25時間や26時間とその時間を増やすことは叶いません。

この時間という宝物をどのように活かし輝かせるかが、

私たちにとって大変重要だと言えます。

 

今回は、この時間を活かす手法【タイムマネージメント】

について書いてみます。

 

タイムマネージメントとは、直訳すると“時間管理”という

意味になりますが、単なるスケジュール管理術を超えて、

有意義な人生を送り、より良い仕事をするための

効率性生産性の向上、モチベーションアップや

精神の安定にも繋がる【革新的な時間管理の手法】

(タイムイノベーション)だと私たちは定義しています。

 

このタイムマネージメント力を身につけると、

次のようなメリットがあります。

●自由な時間を増やすことが出来る

●重要度の高い事柄に集中することが出来る

●少ない時間の中でも成果を上げることが出来る

●不要なストレスが軽減する

●質の高い仕事が出来る

●より豊かな人生が歩める

 

では、具体的にはどのように取り組めばよいのでしょうか?

ポイントを7つまとめてみました。

 

■ポイント1 全てのやるべきことを書き出す

やるべきこと、やりたいことを全て書き出して顕在化させます。

抜けや漏れがあると非効率的になるため、全てを書きだすことは

タイムマネージメントにおいて大変重要なプロセスです。

 

■ポイント2 何をどの時間に行うのかスケジューリングする

重要度と緊急度によって優先順位を決定します。

この際、緊急度は低いが重要度が高い項目について

見落とさないようにすることが重要です。

なぜなら納期や締め切りがある緊急性が高い項目については

意識化し易いのですが、緊急性を意識することが薄い将来を

築いていくための重要度が高い項目を行うことが後まわしと

なることが多いからです。

 

■ポイント3 目標と行動を具体化する

目標とするレベルを明確化しそのための具体的な行動を

可能な限り数値化する。

例えば、「営業活動を行う」ではなく「営業訪問を5件行い、

内2件の成約を目指す」など。

その際、目標レベルは現在できるレベルよりも少し厳し目に

設定。そうすることで段階的にレベルアップし易くなり

自己肯定感も高まります。

 

■ポイント4 余裕をもつ

ギチギチのスケジュールを実行しようとすることは、

非現実的です。なぜなら様々な予想していなかった

事柄が起こることが必然だからです。

そのため、1日の業務時間が8時間の場合、

出来れば行うべきことを6時間で終われるようにし、

残りの2時間を予測していなかった事柄に対応する時間と

すると良いでしょう。

予測外の事柄が起こらない場合は、その時間は、

緊急でないが重要な項目(自身のレベルアップ・後輩や部下の

育成など)に活用できます。

 

■ポイント5 作業はゲーム感覚で

行わなければならない作業は、時間効率をあげるために

ゲーム感覚で時間短縮をめざしましょう。

昨日5分かかった仕事を4分45秒で行うなど目標を立てて

記録更新すると楽しみながら効率アップがはかれます。

 

■ポイント6 ゴールデンタイムを活用

最も自分のパフォーマンスが上がる時間帯に能力を

使う仕事を行う。一般的には午前中が脳や身体の状態が

良くパフォーマンスが上がると言われています。

自分のゴールデンタイムを知り活用しましょう。

 

■ポイント7 締め切りは短めに設定

自らの締め切りは、他者との約束の締め切りよりも短めに

設定し、余裕時間をつくるようにします。

締め切りに追われると仕事の精度も低くなりがちです。

 

私たちの宝物である【時間】。

終われるのではなく、より良い仕事しより良い人生を

生きるために主体的に活用していきたいものですね。