只松崇の人財イキイキコラム

効果的な時間活用術~シンプル・タイムマネージメント~

 

私たちに等しく与えられた宝もの、

 

それは時間です。

 

 

良い仕事を行い、豊かな人生を過ごすために

 

宝ものである時間をどのように活かすのか?

 

私たちにとって重要なテーマです。

 

 

今回は、仕事をテキパキと完了させ成果を上げる

 

ビジネスパーソンの多くが行っている時間活用術

 

シンプル・タイムマネージメントについてご紹介しましょう。

 

 

どんなに能力が高い人でも頭の中が整理整頓されず

 

混乱してしまうと仕事の成果は得られず、

 

残念ですが、本人の満足度も低くなってしまいます。

 

 

頭の中をクリアーにし、整理整頓して全力で仕事に向かうためには

 

行うべきことを明確に具体化し、計画を顕在化させることが重要です。

 

 

シンプル・タイムマネージメントの方法は、名前のとおりとてもシンプル

 

次の簡単な段取りで行うだけですが大きな効果をもたらしてくれます。

 

 

●シンプル・タイムマネージメント手順

1.次の日の仕事を全て書き出す

2.仕事に順番をつける

3.予定時間を割り振りする

4.終了したら【完了】と書いて項目を線で消し込む

5.残った仕事は翌日のリストへ

 

順をおって各手順について解説していきましょう

 

 

1.次の日の仕事を全て書き出す

まず、明日やるべきことを漏れなくリスト化しましょう。

 

・ルーティーンの仕事(日常業務)

 

・明日のみで終了させる仕事

 

・何日間かかけて完了させる仕事

 

・中長期で取り組む仕事

 

など、思いつくままリストアップしましょう

 

 

全て書き終わったら深呼吸して、もう一度ながめ

 

抜けや漏れがないか最終確認します。

 

 

2.仕事に順番をつける

順番の付け方は【重要度】と【緊急度】の観点で

 

行ってください。

 

この時に、締切や納期が迫る【緊急度】が高い仕事は

 

見過ごすことが少ないのですが、中長期で取り組むような

 

【重要度】が高い仕事が後回しにならないよう留意しましょう。

 

 

3.予定時間を割り振りする

時間を割り振るコツは、1時間区切りなど

 

大きく振り分けるのではなく5分~15分刻みなど

 

短い時間で計画することをお勧めします。

 

また、突然の来訪や差し込みの緊急業務などを見越し

 

1日8時間勤務ならばその時間から緊急対応時間を予測し

 

差し引いた時間で計画を立てましょう。

 

 

緊急対応が無い場合は中長期的に取り組んでいる

 

【重要度】が高い業務などに時間を割くことができたり

 

ルーティーン業務を前倒しで行うことで、翌日以降の業務に

 

余裕を持たせることが出来ます

 

 

手順1~3が終わったら、仕事のことは忘れ

 

プライベートの時間を充実させ入浴や良質な睡眠を

 

とるなど健康な時を過ごしましょう。

 

 

オンとオフの切り替えにより

 

翌日も充実した仕事が可能となります。

 

 

4.終了したら【完了】と書いて項目を線で消し込む

【完了】

 

達成感があり気持ちがよい言葉ですね。

 

業務が終了したら、その都度業務項目を線で消して

 

その横に【完了】の文字を書きましょう。

 

 

充実感が得られ、次なるエネルギーが沸いてきます

 

 

また、時間効率を上げるため予定した時間よりも

 

短く終われるようゲーム感覚でトライしてみましょう

 

 

5.残った仕事は翌日のリストへ

仕事を翌日に持ち越さないことが基本ですが、緊急対応などが

 

ある場合、予定通りに仕事が進まないこともあります。

 

そんな時は翌日のリストに組み込み

 

再チャレンジとしましょう

 

 

このシンプル・タイムマネージメントは

 

1日の業務だけでなく、週次、月次、四半期、年次など

 

様々な時間軸の中で同様に活用できます。

 

 

非常にシンプルですが、効果的効率的に仕事をすすめて

 

成果を生み出し充実したプライベートを過ごしている

 

ビジネスパーソンはこの手法を活用し、高いレベルで

 

体質化していると言えます。

 

タイムマネージメントが上手くいかないなぁと思ったら、

 

このシンプル・タイムマネージメントを活用してみてください。

 

 

 

コンセンサス~多様性を引き出し成果を生む合意形成の技術~

 

組織の中で、正しく迅速に意思決定し

 

実行していくことは、組織発展に於いて

 

重要な事項であることは言うまでもありませんね

 

 

コンセンサス【consensus】とは合意形成と訳され

 

関係者との意見の一致を図ること、議論などを通じて

 

関係者の持つ多様な考え、価値観を顕在化させ

 

意思決定において相互の意見の一致を図ること

 

としてビジネスシーンでも、有効な意思決定手法として

 

積極的に活用されるようになってきています

 

 

 

コンセンサスが求められるのは

 

以下のような背景があると考えます

 

 

 

これまでのような

 

一人の強いリーダーによる意思決定は

 

スピードは速いものの

 

リーダーの属人性によるところが多く

 

判断に偏りが出る恐れがあります

 

また判断が正しい場合でも

 

メンバーが意思決定に参加していないことから

 

メンバーの実行意欲が高まらず

 

実行段階でメンバーのパフォーマンスが上がらない

 

ということも多いと言えます

 

 

 

また多数決もスピードの点では

 

早く答えを導きだせるメリットがありますが

 

少数派の意見をくみ取れず判断を誤る恐れがあります

 

 

 

このようなことから

 

判断に多少の時間を要するものの

 

決定内容の納得性が高く

 

多様な意見を内包するコンセンサス手法が

 

最終的には

 

組織のパフォーマンスを

 

最大化する可能性が高いとため

 

コンセンサスを重要視する

 

組織が増加しているのでしょう

 

 

 

コンセンサスにより生み出されるメリットとして

 

 

1.決定事項への納得感

 

 皆で決めたこととして納得して行動へ移しやすい

 

 

2.強い信頼関係の構築

 

 なんでも話し会える環境が構築され組織内に隠蔽される負の情報が減少する

 

 

3.相互理解と互恵意識の醸成

 

 多様な意見を認めあいお互いに敬意をもって接することが出来る

 

 

4.質の高い意思決定

 

 多くの情報を収集でき漏れや抜けがなく集約した質の高い意思決定が可能

 

 

5.安心かつ信頼できる仕事仲間の創出

 

 メンバー間の信頼が高まり業務協力体制が構築されます

 

 

6.効果的効率的な組織構築

 

 コンセンサスを元にした意思決定は始めにエネルギーを使うものの

 

 決定後円滑に仕事を進めることが出来るので多くの成果をもたらします

 

 

 

このようなコンセンサスをとれる

 

メンバーの育成が組織発展には不可欠です

 

 

 

コンセンサスは持って生まれた能力ではなく

 

トレーニングによって後天的に

 

習得することが出来るスキルだと言えます

 

 

 

最後にコンセンサス力を高めるために

 

どのようなことを意識し

 

トレーニングすると良いのかをご紹介しましょう

 

 

 

ポイント1

 

・他者の意見も自分の意見と同様に大切にする

 

 

ポイント2

 

・他者を理解するために積極的に耳を傾ける

 

 

ポイント3

 

・他者への敬意を持ちながら自分の意見を率直に話す

 

 

ポイント4

 

・私たち(自分と他者)にとって共通のゴールを模索する

 

 

ポイント5

 

・仮に合意形成できなかった場合でも話し合えたことへの感謝を示す

 

 (次につながっていきます)

 

 

 

このように意識し行動化していくことで

 

 

コンセンサスが図れず

 

独善的に主張していた方も

 

 

意見が言えず

 

非主張的に黙り込んでしまい

 

ストレスを抱えた人も

 

 

気持ちよく合意形成できる確率が高まっていきます

 

 

 

多様な意見を活かし

 

豊かな未来をつくるために

 

メンバーのコンセンサススキル

 

向上させることが有効だといえます

 

 

 

多様性・意見の相違・対立を組織の成長発展に結び付けるコンフリクトマネジメント

 

コンフリクト【conflict】とは

対立・争い・闘争を意味する言葉です。

 

コンフリクトマネジメントとは

私たちの周囲で起こる意見の違いから生じる対立を

マイナスな状況のまま【しこり】や【不満】として残さず

双方の関係をWin-Winとなるよう進め

利害の衝突や対立を解消すると同時に

人材や組織全体の成長へとつなげるためのマネジメント法です。

 

放置しておくと大きなマイナスとなる対立のエネルギーを

相互理解と協働へと変換するポジティブなアクションだと言えます。

 

今回は、コンフリクトマネジメントを進めるための

6のポイントをご紹介しましょう。

 

 

POINT1.      組織内で意見が言いやすい環境をつくる

日頃から

「皆がいろいろな意見を持つことはいいことです。」

「他者の意見も自分の意見と同様に大切にしましょう。」

「皆の違いを活かして組織の目的を追求していきましょう。」

などと言語化し、会議や朝礼など様々な場面でことあるごとに

伝えることで組織内の文化が形成されてきます。

 

意見の違いを活かしあうことが重要であるという認識を

組織内で共有し体質化するよう努めましょう。

 

 

POINT2.      相手の存在を無条件で承認する

相手の存在そのものを認めます。

無条件承認といってもよいでしょう。

 

こちらが相手を条件付きで承認すると

相手もあなたを条件付きで承認するようになり

お互いの条件が満たされなければ

対立の引き金となる可能性が増してしまいます。

 

具体的な行動として

【相手を大切にすることを示す心からの挨拶の励行】

【相手の考えに耳を傾ける 積極的傾聴】

が必要です。

 

その際、言葉だけでなく、表情やアイコンタクト、相槌、

声のトーンなどにも留意することを忘れないようにしましょう。

 

 

POINT3.      相手のニーズを知る

相手は、なぜそのように考えるのか?

最も重要視していることは何なのか?

行動の優先順位は?

行動の規範となっている考え方や背景は?

などを質問をして相手の真意を引き出していきます。

 

相手から返ってくる言葉だけではなく

表情やしぐさ、声のトーンなどの要素からも

相手の心情を感じ取りましょう。

 

その結果、相手が何を求めているのかを理解することが出来ます。

 

 

POINT4.      相手に必要な情報を提供する

積極的に情報を開示し、共通の利害につながる情報を共有しましょう。

この際、自身の思いやニーズを率直かつ誠実に伝達しましょう。

 

 

POINT5.      共通のゴールを共有する

相手と自分の共通のゴールを対話により模索します。

 

大きな目的から落とし込んでいくと、共通のゴールが

見つかりやすくなってきます。

 

例えば

「会社を良くしたいという目的は、同じですね。」

「そのために何から行うのか?共通のゴールを一緒に考えましょう。」

など

目的の共有からはじめ、目標達成のための行動を共に考えていきます。

 

 

POINT6.      解決策を練る

具体的かつ現実的な手法で解決策を構築していきます。

 

目標までの道程(マイルストーン)を

明確化していきましょう。

 

一度で最良の解決策が出ることはないかも知れませんが

上記の6ポイントにそって、コンフリクトマネジメント

していくことで間違いなく解決策の精度が高まっていきます。

 

 

世代による対立

立場(上司と部下)による対立

理想と現実の対立

意見の相違による対立

働き方に関する考え方の対立

国籍の違いによる文化的対立

など

私たちの周りには様々なコンフリクト(対立)状況があります。

 

これらの対立をマイナスと考えるのではなく

相互理解と結束を更に高めるための好機と捉え

取り組むことにより、内に秘めた不満も減少し

本質的な風通しが良い組織が構築され

組織全体のパフォーマンスも向上していきます。

 

 

人それぞれの違いを活かしあい

個々の力を最大化

不要なしこりを残さず

前向きなアクションに変える

コンフリクトマネジメントは

組織発展のために不可欠なマネジメント手法だと言えます。

 

 

 

ストレスマネージメントの重要性

 

高度に情報化し、グローバル化が加速していく現代

 

・仕事量の増加

・求められる成果レベルの高度化

・人間関係の希薄化

など

 

働く人たちの心に不安と緊張を与える状況が増していると言えます。

 

 

また、災害や予期せぬ問題の発生など苦難や困難に

突如見舞われることもあるでしょう。

 

 

そのような状況下、ストレスに押しつぶされないよう

不要なストレスを軽減し、ストレスと上手く付き合うために

ストレスマネージメントを理解し、実践することが必要です。

 

 

ストレス学説で有名なハンス・セリエ博士は、ストレスとは、

全てがネガティブなものではなく、適度なストレス(快ストレス)は

交感神経系を刺激し行動を活発化するポジティブな面もあると述べています。

 

 

しかし、過度なストレスや慢性的に長く続くストレス(不快ストレス)は

疲労感を増幅させ、生産性を低下させ心身のバランスを崩す原因にもなり

かねぬ恐ろしいものでもあるとも説いています。

 

 

このようにストレス自体が悪いわけではなく、ストレスをどのようにとらえ

適切にマネージメントするかが重要だということです。

 

 

私事で恐縮ですが、ストレスとの向き合い方を理解していない時期に

鬱病に苦しんだ経験があります。

 

 

それは、辛く苦しい経験でしたが自己救済のためにストレスマネージメントを学び

ストレスについて理解し対応法を知り実行することで鬱病を克服することが出来ました。

 

 

この経験を通しストレスマネージメントについて理解しているか否かによって

同じ人間でもストレス対応に大きな違いがあることを実感しました。

 

 

過去の私のようにストレスについて正しく知らないために、苦しまれる方が

少しでも少なくなるようにとの思いでストレスマネージメント研修を行っています。

 

 

人間は誰もがデリケートなものですが、変化や状況に対応する術を知った時

しなやかに困難を克服していく力も有しています。

 

 

今般の新型コロナウィルス感染拡大により、先行きが見えない中

在宅を余儀なくされストレスが増す環境の方が殆どではないでしょうか。

 

 

休業中の社員の方々のメンタルヘルスを良好に保つため

オンラインでもストレスマネージメント研修を行っておりますので

ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

 

 

皆様の心身のご健康を心より祈念しております。

 

 

ストレスマネージメント研修内容については弊社ホームページをご覧ください。

http://www.bfmjp.com/stress

 

 

 

【誓いの力】パブリック・コメント

 

「モチベーション」

日本語では「やる気」や「動機付け」となるでしょう

 

目標を掲げ達成を目指したり

困難なことを克服したりする際

モチベーションが高ければ

行動を継続でき

上手くいく可能性が高くなります。

 

逆にモチベーションが低ければ行動の継続は困難でしょう

 

部下のモチベーションが低い時

「やる気を出せ」

「もっと頑張れ」

と命令しても

なかなか上手くいかないと

感じたことがある上司の方も

多いのではないでしょうか?

 

人は「やらされる」と感じた時モチベーションが下がり

「自分で決めておこなっている」と感じた時に

モチベーションが上がります。

 

しかし

素晴らしい目標や計画を立てても

一人でやっていると

つい自分に甘くなり

そのうち目標すら忘れてしまうことも多いものです

 

目標達成率を高めるためには

人の前で意見表明する

パブリック・コメントを活用することが効果的です

パブリック・コメントとは

誓約・公約の公表をする行為のことを示します

 

人前で誓うことで

目標に向け努力を継続する確率が高くなります

また

自分の思いを言語化することで                         

整理ができ行動が容易になる効果もあります

 

積極的に発言し

目標を達成する人は

無意識にこのパブリック・コメントの力を活用しているのです

 

しかし

実際には

多くの職場で発言に消極的な方も少なくないのではないでしょうか?

 

そのような一見消極的とも見える人へ

パブリック・コメントを引き出すステップを解説しましょう

 

ステップ1 意見や目標を求める

発言をするように命令するのではなく

発言を求め促すことに徹します。

「あなたの思いや考えを聴かせてほしい」

というスタンスが重要です

 

ステップ2.受け入れる

発言しない人の背景には

自信がなかったり

恥をかきたくないなどの思いがあります

そのことを理解し

「あなたの存在を認めていますよ。」

「あなたの意見を聞かせてほしい。」という思いを表明することが重要です

また言葉だけではなく

相手への敬意を示す表情や態度にも留意しましょう

突飛な意見や目標でも否定せず

一つの意見として受け入れる姿勢が必要です

 

ステップ3.目標達成のための筋道をサポートする

目標達成や課題克服の筋道を一緒に整理していきます

「先ず最初にできることは何でしょうか?」

「課題克服の方法をいくつか教えてくれますか?」

など質問により相手の思考整理をサポートしましょう

 

人前で誓うことで

責任感を感じ

目標に向かって行動しやすくなり

目標達成の確率を高めることができます

 

このパブリック・コメントを引き出す手法は

1対1の対話でも効果的であり

コーチングでもこの【誓いの力】を活用し

目標達成をサポートしています

 

弊社では

企業経営者や幹部の方々が集いお互いに発言しあう

【沸騰塾】という経営者勉強会を実施しています

ご興味のある方は、ぜひオブザービング参加してみて下さい

きっとパブリック・コメットの効果を実感なさるとことだと思います

 *【沸騰塾】情報はコチラ

 

また

時間が取れない忙しい経営幹部のためにも

ONE ON ONE(1体1)コーチングも可能ですので

お気軽にお問合せください

 

 

業務スピードを向上させる 【メンタル・アジリティ】

 

仕事の質は

正確性と迅速性において決定します

正確性が満たされている状況であれば

迅速性が仕事の優劣を決定づける要素だと言えるのではないでしょうか

 

企業においては

業務スピードを向上させることが

競合他社への優位的な差別性を高めるための必須要素ですし

個々の社員の方々にとっても

良好なワークライフバランスをとるために

業務スピードの向上は

今後益々求められる要素であると考えます

 

業務スピードを向上させるための考え方として

【メンタル・アジリティ】という概念が有効です

【メンタル・アジリティ】とは

精神的な敏捷性と訳され

複雑な状況下で同時並行的に生じてくる課題を

迅速に処理するための思考法です

 

弊社でも

【業務改善研修】【ワークライフバランス研修】などで

【メンタル・アジリティ】を向上させるための

トレーニングを実施しています

 

今回は【メンタル・アジリティ】を向上させるための

7つのポイントをご紹介しましょう

 

■NO.1 物事を多面的に捉え・大局的見地から対処する

物事を大局的な見地から

多面的に捉えることが

業務を効率的に進行させるための第一歩です

 

実際には

頭の中だけで考えるのではなく

書き出すことが有効です

 

初期段階で物事の見方が偏ったり

漏れがあったりすると

正しく判断が出来なくなってしまいます

漏れなく課題をあぶり出し

全体像を明確化することが重要です

 

■NO.2 むやみに慌てふためかない

慌てふためくことで正しく判断できなくなります

また

焦りから

近視眼的になり

思いついたことに飛びついてしまい

重要かつ緊急な優先度が高い事項が

漏れてしまう恐れがあります

 

深呼吸し

脳に酸素を多く送って

落ち着いて対応することを意識しましょう

 

■NO.3 感情的にならず冷静に対応

自然災害や事故などの緊急時対応では

特に

感情的にならず

冷静に対応することを意識することが重要です

 

感情面に振り回されると

脳内のエネルギーの消耗も激しく

判断力が鈍化してしまうので

自分が感情的になっているなぁと感じたら

自分自身を客観視し

「大丈夫!冷静に対応出来る!」と

自分に声をかけてください

感情面に振り回されず

冷静に対応できる契機として

このようなセルフトーク(自己との対話)が

大変有効です

 

■NO.4 本質的な目的を意識し行動する

いくらスピードが早くても

本質的な目的から乖離してしまうと

良い仕事はできません

会社の理念など

本質的な目的を

判断の際に意識することが重要です

 

目先の成果だけに囚われず

目的を意識し本質的な判断をすることが必要です

 

■NO.5 適切な解決策を講じる

「リスク回避の必要度」

「容易度と迅速度」

「費用と効果」など

多面的に考察し

有効な解決策を講じることが重要です

 

■NO.6 迅速に対処する

NO.1~NO.6まで進行させたら

迷わず迅速に行動することが必要です

行動することで答えがでるため

改善スピードが増してて行きます

 

実際のビジネスシーンでは

完全なプランを構築する猶予がない場合が

殆どではないでしょうか?

また

実際に行動して

検証してみなければ

プランが有効なのかどうかもわかりません

 

仮設を立てたのであれば

迅速に行動することが成果を生むために

不可欠な要素だと言えます

 

■NO.7 現実的・客観的・実務的な対応をする

素晴らしいことでも

直ぐに行えないこともあります

使える資源(人/物/お金/時間など)を

現実的に把握し

客観的に状況を分析し

実務を行うことが必要です

いきなりBESTでなくても良いので

GOODを積み重ねていくことが業務を向上させます。

 

【メンタル・アジリティ】は

通常業務で有効なことは勿論ですが

自然災害や突発的な事故など

予測不能な状況下で

判断していく際の思考法としても

活用することが出来ます

 

今回ご紹介した7つのポイントを活用され

業務スピードを更に向上なさることを期待いたします

 

認知の歪みをとる

 

私達が脳を使って思考したことが言葉や行動となります。

脳での思考(認知)が歪んでしまうと

自動的に言動にも歪みが出てしまいます。

 

どんなに健康な体をもっていても

食べる物や飲む物が良くないと

段々と健康が蝕まれてしまうのと同じで

私達の大切な脳を歪みなく

思考するよう導いていくことが

精神的にも健康で

充実した仕事をするために不可欠だと言えます。

 

言動が歪んでしまうと

他者との関係構築にも支障がでてきますし

いかに能力がある人でも

思考の歪みが邪魔をして

仕事上での成果を上げることが難しくなってしまう恐れがあります。

 

今回は

非現実的な認知の歪みに陥ることを避け

現実を元に正しく知的に判断することについて

一緒に考えてみましょう。

 

物事を一方的に解釈する

認知の歪みをとることは

思考訓練によって獲得することが出来るスキルだと言われています。

 

自分の認識の歪みに気づき

修正することで歪みのない行動が促進されていきます。

 

陥りやすい認知の歪み1.【劣等感】

◯認知の歪み

・自分はダメだと思い込む

・過度な自己批判や出口の無い反省

・自分は価値のない人間だと思い込む

・自己肯定感が持てない

 

◯歪みがもたらす言動

・非主張的になる

・受け身となる

・防衛的となる

・自分で判断出来ない

・他者への依存が高くなる

・僻んだり他者を羨んだりする

 

◯結果

・心身に悪影響を及ぼす

・うつ的な気分に苛まれる

・自分の人生を自分でコントロールできなくなってしまう

 

◯歪みをとるために

過去を振り返り未来に活かすために

反省は必要不可欠ですが

過度な自己批判は

前向きなエネルギーを奪ってしまいます。

 

【劣等感】に苛まれそうになったら

自分の良いところを積極的に意識して行動し

自己信頼感を高めることが必要です。

小さな一歩を積み重ねるプロセスについても

細やかに自己承認し

自己信頼度を高めることで

認知の歪みをとり前向きな行動を促進することが出来るようになります。

 

陥りやすい認知の歪み2.【優越感】

◯認知の歪み

・過度な自己信頼

・過信

・「自分は間違っていない」という思い込み

・自分に比べて他者の存在は軽いという誤認

 

◯歪みがもたらす言動

・強引になる

・一方的になる

・利己的になる

・独善的になる

 

◯結果

・他者の気持ちや意見を受け入れなくなる

・不満や怒りが相手の中に残る

・相手に犠牲を強いるため良好な人間関係が築けない

 

◯歪みをとるために

自信を持つことは

人生を豊かにするために大変大切なことです。

しかし

過信することは思考の歪みであり

他者との関係に支障が出てしまいます。

 

自身の思考が【優越的】に傾いてきた場合

自己をクリティカル(批判的)に振り返り

自分の悪いところを改善し

他者からの信頼を勝ち得るように修正することが必要です。

 

私達は誰でも

知らず識らずのうちに自己の思い込みに支配され

言動を歪めてしまう恐れがあります。

ですので

時折、自分の心の中を客観視し

自分の認知の歪みに気づくことが必要です。

 

そうすることで

歪みを修正でき

奢らず自分に自信をもって

行動することが可能となっていきます。

 

ワークライフバランス 働くお母さんのための仕事術

 より良い社会を構築するために

【女性活躍推進】が叫ばれています。

 

しかし

日本は

他の先進諸国と比して出産を機に仕事を離れる女性の割合が

断然高いという現状があります。

 

このことは

働きたくても継続して働くことを

断念せざるを得ないお母さんにとってもマイナスですが

経験を積んだ有能な社員が離れていってしまう

企業にとっても大きな打撃となります。

 

子育てという重要な役割を担いつつ

自身のキャリアを継続発展させることが

働くお母さんにとって重要な課題と言えるでしょう。

 

また

更なる人手不足の中で

企業側でも

出産育児が一区切りついたら

是非復職してほしいという要望も強くなってきています。

(積極的に育児休暇を奨励する企業も増えています)

 

 

そのような時代背景の中

弊社へも育児休暇後に

復職した女性の方々への

キャリアサポート支援研修のご依頼を頂くことがあります。

 

今回は

その中でお話している

【働くお母さんのための仕事術】をご紹介しましょう。

 

こどもさんの病気や怪我などのために

止む無く突発的な早退・遅刻・欠勤をすることを余儀なくされる

働くお母さんが

そのような場合に備え周りがサポートしやすい環境を

自ら整えておくための仕事術とも言えます。

 

この仕事術は

働くお母さんだけでなく

ワークライフバランスを良好に保ち仕事をするために

働くすべての人が活用出来るものだと考えますので

参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

 

 日常的に良好なコミュニケーションを構築する(良い挨拶・思いやりある声掛け)

 良好なチームワークを自ら構築するための重要な第一歩です。

 

 自己開示(困っていることや悩みを話せる環境をつくる・溜め込まない)

 相談できる環境を進んでつくることが重要です。溜め込むことが最もよくありません。

 

 業務量の把握と優先順位の決定(上司や仲間と共有)

 業務全体を俯瞰し緊急度と重要度を鑑み優先順位をつけること。

 その業務を自分が休んだ時でも他者がサポート出来るようにしておくこと。

 

 業務の見える化(業務管理表の作成・備忘録など共有ファイルで管理)

 仕事は、一人でしているのではありません。他者と共有することが重要です。

 

 やりとりはメールで残す(口頭でのやりとりだけでなくメールで記録化)

 メールの記録を見ることで他者も経緯を把握でき突発的な休みでも対応しやすくなります。

 

 報告・連絡・相談の徹底(業務の内容・進捗状況を共有)

 ビジネスコミュニケーションの基盤です。頻度高く行うことが重要です。

 

 自分が出来ることに集中し誠実に貢献する

 一生懸命仕事をしている人を周りは応援したくなります。

 

 仕事をお願いする時は、相手への配慮と感謝を明確に表現する

 忙しいのは皆同じです。他者への配慮と感謝を忘れずに。

 

 長い目で見る(仲間を信頼し頼ることも必要です。将来あなたが仲間を助けることが出来ます。)

 短期的な視点で己完結しようと思ってはいけません。

 長期的なビジョンを持ち頼る時は頼ることも必要です。後で必ず恩返し出来ます。

 

働くお母さんは

世の中の宝を生み育てる尊く重要な役割を担っています。

社会制度の整備や企業のバックアップに加え

お母さんだけではなくお父さんも

自身の業務の質を高め

組織の仲間と情報を共有し

ワークライフバランスを整え

家庭生活への参画度を高めていくことが求められています。

 

自己決定の重要性

 

 “I am the captain of my soul“

訳)「私は私の魂の指揮者だ」

 

アパルトヘイト反対運動のために

27年間投獄されたネルソン・マンデラが

獄中で心の支えとした

英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの

詩の一節です。

 

ヘンリー自身、12歳で病気により左足を

切断せざるを得なくなったり

結婚後は、幼い娘を病気で失ったり

大変な苦しみを味わいましたが

困難に自身が負けないように

自分を鼓舞するために

この詩を書いたと言われています。

 

「私は私の魂の指揮者だ」

というこの一節から

私達は自己決定の大切さを学ぶことが

出来るのではないでしょうか?

 

勇気の心理学と言われるアドラー心理学の

提唱者アルフレッド・アドラーも

自己決定性の重要性を以下のような

言葉で伝えてくれています。

 

 

「やる気がなくなった」のではない

「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ

「変われない」のではない

「変わらない」という決断を自分でしているだけだ

 

自分の使う言葉が、自身の行動に大きな影響を

与えると言われます。

 

例えば、

「◯◯しなければならない」

という言葉をいつも使っていると

自己決定性が失われ、

自分の人生を誰かに支配されているような

感覚に囚われると言われます。

 

「会社に行かなければならない」

のではなく

「会社に行くという決定を自分がしている」

のです。

 

会社があなたを無理やり出社させているのではなく

あなた自身が会社に行くと決定しているのです。

 

会社に行くことをやめてサボることもできますが

そんな無責任な自分にはなりたくない。

 

だから会社に行くと自分で決定しているということです。

 

自己決定性を失ってくると、

「上司に◯◯してほしい」

「部下に◯◯してほしい」

「家族に◯◯してほしい」

「会社に◯◯してほしい」

「社会に〇〇してほしい」

と他者依存傾向が高まります。

 

自己決定性を高めることで、

自分で自分の人生を切り開くことに繋がり

仕事や人生における困難を乗り越える

力が増してきます。

 

アドラーは次のようにも語っています。

 

健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる

不健全な人は、相手を操作し変えようとする

 

自己決定性を高めるためには

自分が変えることができる領域に

集中することが必要です。

 

変えることの出来ない、過去や他者ではなく

自分で変えることが出来る、未来や自分自身に

焦点をあてることで、道が開けていくことは

心理学者の言葉を借りるまでもなく

歴史が証明している原理原則ではないでしょうか。

 

自己決定することには、勇気を伴います。

 

自分で決めるのですから、他者へ責任転嫁する

ことが出来ません。

 

自分の決定に対し責任をもつ、勇気が必要となります。

 

しかし、自分自身で決定した結果の失敗ならば

失敗が経験へと昇華されるのではないでしょうか。

 

皆様もそのような経験をきっとお持ちでしょう。

 

自己決定性を欠いた人たちばかりの会社は、

依存心が高く未来を生み出す活力のない

会社になるでしょう。

 

自己決定性を欠いた人たちばかりの社会は

無責任な社会となり、豊かさを失っていくでしょう。

 

自己決定性を高めるためには、失敗した自分自身も

受容する勇気が必要だということを上手く言い表した

アドラーの次の言葉で、今回の私の記事を閉じたいと思います。

 

できない自分を責めている限り

永遠に幸せにはなれないだろう

今の自分を認める勇気を持つ者だけが

本当に強い人間になれるのだ

 

 

強みを活かす戦略的思考② 「相手を知る」

 

「敵を知り己を知れば、百戦危うからず。」

 

紀元前に書かれたという「孫子の兵法」の一節です。

相手と自分のことを正しく知れば

戦に負けることはないという有名な教えです。

 

 

ビジネスシーンは、勿論戦争ではありませんが

この考え方をビジネスシーンで、健全な競争に

活用することは有効だと言えます。

 

 

前回の「己を知る」編に引き続き

今回は「孫子の兵法」をビジネスシーンで活用する

強みを活かす戦略的思考の第二段として

「相手を知る」編をお届けします。

 

 

「相手を知る」編①お客様を知る

サービスや商品を買っていただくお客様のことがわからなければ

売れる確率は限りなく低くなります。

お客様が求めているものは何か?

これを知る必要があります。

 

その為には

お客様からお話を伺い求めているものを明確化していくことが必要です。

 

意外かもしれませんが

お客様自身も自分が求めているものを漠然とはわかっていても

明確に「これが欲しい」と理解していないことが多々あります。

 

この求めるものを明確化していく段階で

出来る営業マンはコミュニケーション能力を駆使し

お客様が潜在的に求めているものを浮き彫していきます。

 

相手の話を聞き

効果的な質問を投げかけることにより

お客様の欲しいものが明確になったら

自社の商品やサービスの中から最も適したものを提案すれば

商談成功率はグンーっとアップするという訳です。

 

お客様を知るためには

高度なコミュニケーション能力が必要ですが

コーチングのスキルが

顧客との信頼関係をより強固にし

ご要望を明確化することに大変役立つものだと考えます。

 

なぜなら

お客様との良好な人間関係を築く積極的傾聴法(アクティブリスニング)

お客様が困っていらっしゃること(課題)や

求めていること(ゴール)を明確にする

コーチングの質問スキルが効果的に機能するからです。

 

しっかりとしたコーチングスキルが身につけば

御用きき的な営業ではなく

質の高いコンサルティング営業(問題解決型営業)へと

レベルを上げていくことが可能となります。

 

お客様の事を知るには

お客様に話を伺うことが最も重要で確実な方法です。

 

しっかりとお客様の声に耳を傾けてみましょう。

 

「相手を知る」編②競合他社を知る

皆さんは

競合他社がどんな商品やサービスを誰に対して

どんな方法で売っているのかご存じでしょうか?

 

例えば

旅行会社であれば

他の旅行会社が出しているパンフレットを読み

価格帯を調べ

どのような方法で営業しているのかを調査し

実際に店舗へ足を運んでは

お客様への接客法や店舗内の掲示物・パンフレットの陳列法

営業時間などかなり詳細に情報を得る必要があるでしょう。

 

面白いことに

競合他社を調べることで

自社の強み・弱みがはっきりとしてきます。

 

他社と自分の会社を比較して

優位的差別性がある商品やサービスが何かが明確になると

お客様に対してその商品を自信をもっておすすめ出来ます。

 

また

劣っている点については

追いつけ追い越せで

商品やサービスの開発につなげていくことができるので

これも他社を知ることの大きなメリットと言えます。

 

「相手を知る」編③お客様の属している市場を知る

お客様を知ることによって

そのお客様が属している市場を知るきっかけになります。

 

「このお客様は、この商品を買っていただいて、大変喜んで下さった。

では、このお客様と同じようなお客様はどこにいらっしゃるのだろうか?」

と考えていくと

更にチャンスを広げることが出来る市場を知ることができます。

 

同様の傾向があるお客様がどこにいらっしゃるのかを

他社より早く知ることが出来れば

大きなチャンスが生まれることは間違いありません。

 

まとめ

2回にわたってお届けした

「己を知り 相手を知る」

強みを活かす戦略的思考

いかがだったでしょうか。

 

「己を知ること」と「相手をしること」によって

チャンスが大きく変わることを理解いただければ嬉しいです。

 

以下の3パターンのどこに自分自身が位置しているのか

現状を確認することで

より良い成果へ繋げていくことが可能となります。

 

●パターンA.「己も相手も知らない」

残念ながら

頑張っても成績が上がらないパターンです。

一生懸命頑張っているが成果が上がらない人は

このパターンが多いと言えます。

 

●パターンB.「己を知っているが相手を知らない」

営業成績が上がったり上がらなかったりする。

一人よがりになりがちのパターンです。

お客様のこと競合他社のことなど

勉強していくと成果につながっていきます。

 

●パターンC.「己も相手もしっている」

成果が上がる確率かなり高いと言えます。

しかし

己を知ることも相手を知ることも

どこまで行っても終わりがなく

奥が深いことを理解し

日々勉強を怠らない姿勢が大切です。