post-0【ビジョンメイキング】

2016.12.06

【ビジョンメイキング】

【ビジョンメイキング】

 

心理学の分野では、自分のやっている仕事に対してどれほど

【ビジョン】が持てるかによって、人のやる気は大きく変化する

と言われます。

 

言い換えれば、自分がやっている仕事に対する「意味づけ」や

「将来に対するイメージ」が持てるかどうかで意欲が出る可能性も

変わるということです。

 

「ビジョナリ―・カンパニー」という著書で

ジム・コリンズは、AppleやGoogle、facebookなどの

現在大きな成長をしている企業は共通して

 

「自社の業務が社会にどのように貢献できるのかそのビジョンを

もち社員と共有している。」

 

と述べています。

 

こどもの勉強意欲についても同様のことが言えるようです。

 

例えば「勉強していったい何になるの?」と迷っている子は、

勉強に意味づけができず、潜在的な知力が高くとも勉強に対する

意欲が持てなくなり成果がでません。

 

一方、それほど知力に恵まれなくとも、家族の病気をきっかけに

「病気で苦しんでいる人を助けたい。」と医者を目指す子は、

粘り強く継続して勉強に打ち込むことができるでしょう。

 

 

私たち大人も同じではないでしょうか。

 

 

何のために仕事をしているのか?を明確に出来れば、意欲高く

良い仕事をすることが出来る可能性は高まるでしょう。

 

しかし、意欲が下がっている場合は、行動を起こすためのビジョンが

持てなくなることも多いと言えます。

 

そんな迷った時には、「世の中の役に立つ自分」をイメージすると

良いでしょう。

 

自分以外の他者(お客様・取引先・会社の仲間・家族)のために

何かすることで、脳の中にある【利他的な回路】が刺激され、自分の

意欲も高まることが証明されています。

 

他者に対して貢献したいと考えると思いやりホルモンである

オキシトシンが分泌され免疫力も向上し意欲だけではなく

体調面もよくなるとも言われます。

 

当社では、研修にご参加いただく方々へ次の質問をし

【ビジョンメイキング】のお手伝いをしています。

 

 

■ビジョンメイキングのための質問

Q1.あなたが仕事をすることで、どなたの幸せに貢献していきたいですか?

     (お客様・会社の仲間・家族・大切な人・困っている方など)

 

Q2.他者の幸福に貢献するためにどんな仕事をしていきたいですか?

 (考え方と行動・具体的な目標と目標達成の手段 など)

 

Q3.他者貢献していくことであなたは何を手にいれることができるでしょうか?

 (心理的に得ることができること・物理的に得ることができること

      など)

 

上記質問に答えることで仕事に対する意味づけや目的・目標が明確

になり意欲が高まる方々を多く見てきて、【ビジョンメイキング】が

企業の成長発展に対して重要なファクターだと強く実感しています。

 

会社の発展には、社員の意欲向上が不可欠。

社員の方々のビジョンメイキングを行うことで得られる効果は

絶大だと言えます。

 

【ビジョンメイキング】

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