post-0【部下を伸ばすリーダーの自己評価】

2017.06.06

【部下を伸ばすリーダーの自己評価】

【部下を伸ばすリーダーの自己評価】

 

部下と積極的にコミュニケーションをはかり部下の特性を

理解し組織のビジョンや目標に向かって部下が自発的に行動を

起こせるようにサポートするヒューマンマネージメントの能力は、

複雑化する世の中で益々必要になってきています。

 

今回は、弊社管理職者研修で使用しているリーダーの自己評価を

ご紹介し、リーダーとして必要なヒューマンマネージメントに

ついて考えて頂く機会といたします。

 

各項目に5つのチェック項目を設定しています。

実行していることがどれだけあるのかチェックしてみて下さい。

 

■1 ビジョンや組織の強みを浸透させる能力


①組織のビジョンや強みを部下に意図的に伝えている。

②ビジョン達成のために行動レベルまで具体化している。

③ビジョン実現を測定する基準やマイルストーンを部下と

 共有している。

④自身がメンバーのモデルとなるよう組織の理念に基づいた

 行動をとっている。

⑤部下が組織の理念からはずれていないか常に確認し、

 はずれている場合は行動を修正している。

 

■2 協力体制をつくり、チャレンジする組織をつくる能力

 

①協力体制を実現するために環境を整え、組織内の信頼関係を

 促進している。

②部下の強みや特性を理解尊重し、お互いに協力し合う環境を

 つくっている。

③常に一歩先に意識を向け、未来に向けて何をすべきか

 考えている。

④会議や普段のやり取りを通して、部下の斬新なアイデアや

 発想を引き出している。

⑤部下のモデルとなるように常に革新的で前向きな挑戦を

 している。

 

■3 人を育成する能力

 

①部下の強みに気づき、本人にも伝えている。

②部下の貢献や変化に気づき、認めている。

③部下を育成することを念頭におき仕事を任せている。

④自分の功績をアピールすることより部下を引き立てることを

 優先している。

⑤部下の成長のためにリスクに挑戦させることが出来る。

 

■4 共通の目標に向けて、メンバーの特性を活かす能力

 

①部下の能力や考え方を常に把握するようにしている。

②部下の能力が活かされる機会を意図的に設けている。

③部下が多様なアプローチを行えるよう後押ししている。

④部下の特性に合わせて指導している。

⑤部下が強みを活かして仕事が出来る環境を整えている。

 

■5 責任を果たし、成果を評価する能力

 

①部下の目標達成プランを定期的にチェックし必要に応じて

 軌道修正している。

②部下の役割・責任を明確化し、それを果たすための

 サポートをしている。

③部下が最高のパフォーマンスを上げられるよう常に

 サポートしている。

④部下が成果を出した時には、適切に承認し評価をしている。

⑤部下が成果を出せなかった時、適切に助言し成果を

 出せるように指導している。

 

さて、いくつチェックがつきましたか?

 

どんなに素晴らしいリーダーも全ての項目で100点満点を

とることはあり得ません。

 

しかし、部下を伸ばし組織を発展させるリーダーは

常に自己評価を行い、とるべき行動を起こしています。

 

この自己評価が更なる部下育成のためのヒントとなれば幸いです。

 

【部下を伸ばすリーダーの自己評価】

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