只松崇の人財イキイキコラム

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【達成感を推進力とする教え方】

 

達成感が生み出す幸福感

出来なかったことが出来るようになることは、
人間にとって大変面白いことだと言えます。

赤ちゃんが、這いだしたり、立ちあがって歩き出したりする行為も、
この面白みが原動力をなっているようです。

私たち大人も同じではないでしょうか。

 

自分がこれまで出来なかったことが出来ることで、他者を喜ばせる
ことも出来ますし、自分自身もやり遂げたことを実感でき達成感を
味わうことが出来ます。

 

会社の中での部下指導でも、この【達成感という面白み】を持たせる
ことがとても重要だと言えます。

単に説明するだけではなく、実際に部下にやらせてみて達成感と仕事に
対する面白みを持たせることで上達レベルも達成スピードも格段に高ま
っていきます。

日々の達成感や充実感が幸福感につながることは、脳科学の分野でも
多く語られています。つまり教えることとは、部下が達成感を持ち、
これまで出来なかったことを出来るようにしていくことのサポートで
あると言えます。

 

上達のためには練習が必要

部下の上達を助けるためには、実際にやらせてみること(練習)が必要です。

その際、上司が上手く課題設定することで、部下は、課題が無い時よりも
段階的に取り組むことが出来、結果として成果も大きくなります。

 

例えば、

「現在10分かかっているこの作業を、準備の段取りを私が説明するように
変更することで6分まで短縮してみよう。では説明を聴いてもらって、その
後実際にやってみましょう。」

というように、具体的な行動と達成するレベルを示すことで課題が明確になり
上達が早まります。また、部下が達成しようと努力している最中も、細やかに
達成したことを伝え充実感を与えることが重要です。

 

教わる側と教える側の相互幸福感を創造する

達成感を推進力とし部下自身が自分を伸ばすこが出来、働くことの充実感や
幸福感を味わうことが出来るようになることで、組織は大きく発展します。

また、上司としても教えた相手が育つことが、上司冥利につきる幸福感に
つながってくるのではないでしょうか。

 

しかし、教える側に、教えることは、どこかしら人を抑制したり、管理する
イメージが強いと教わる側にも「やらされる」というイメージが生まれ、
仕事に対して後ろ向きな行動を促進する結果となってしまいます。

 

【教えること】

は、

【部下が達成感を持つことによって上達していくことを支援すること】

だと意識し導いていくことが上司と部下双方の幸福感につながり、
パフォーマンスを大きく上げていきます。