post-0「パフォーマンスを高める習慣化」

2018.12.04

「パフォーマンスを高める習慣化」

 

パフォーマンスを上げるスポーツ選手の多くは、

自身のパフォーマンスを最大化するために日常の行動を

「ルーティーン化」しています。

 

「ルーティーン化」とは、

日常生活や仕事の流れの中に上手くいく一定の流れをつくることで

無意識かつスムーズに高いパフォーマンスを上げることだと捉えて

いただいても良いでしょう。

 

イチロー選手が試合前に一定の流れで心と体を最善の状態に整えて

いくことは有名ですね。

 

スポーツの世界だけではなく、私たちが仕事をする中でもこの手法を

活用することで目標達成を効果的に行うことが出来ると言えます。

 

良い仕事をし良い人生を歩むためには、このルーティーン化が

欠かせない要素であるとも言えるでしょう。

 

今回は、良い行動をルーティーン化し目標達成するために必要なポイントを書いてみます。

 

 

【1.具体的な行動を決定する】

「健康のために運動をする」という漠然とした行動目標ではなく、

 

・毎朝15分間ストレッチをする

・朝礼前に30分間かけてトイレ、階段、玄関、会社前の道路を清掃する

・週に3度は、一駅分歩く

 

とルーティーン化する内容を具体化・明確化することが重要です。

 

当社研修を受けたご参加者のお一人は、この方法で1年間で7kgの体重減に成功されました。

 

これは、営業の行動目標を決める時も同様で「お客様に電話する」でななく、

「毎日お客様へ15件電話をし、出来ない場合は、翌日に不足分を加え電話する。」

することとで目標達成に向けた行動精度を高めることが出来ます。

 

 

【2.ルーティーン達成率をはかる】

ルーティーン行動を確認するシートをつくり達成度合いを%で表し

振り返り翌日行う行動を明確化します。

 

行動を数値化することで行動目標の達成度合いが計れるメリットもあります。

 

出来た場合は達成感が得られますし、出来ない場合は、起こすべき具体的な

行動が明確になりチャレンジ精神が湧いてきます。

 

 

【3.将来につながる行動へ改善していく】

行動化出来たら、行動の質を段階的に高めていきましょう。

無目的に行動するのではなく、目的に向けてより良い行動はどういうものかを

考え改善していくことでより良い行動が習慣化されます。

 

このように「良い行動」を「意識してルーテーィン化」することで無意識に

良好な行動ができる習慣が身についてきます。

 

また、この習慣を更に継続していくと奪うことが出来ない力が体質化して

目標達成が可能となり充実した仕事や人生へと繋がってくると考えます。

 

今年も残すところわずかとなりました。

 

年末へのラストスパートのために何か一つ行動を決めルーティーン化するのには、

良いタイミングではないでしょうか。

 

 

 

「パフォーマンスを高める習慣化」

最新記事

月別アーカイブ

ページトップへ
コンサルティング
セミナー
講演