只松崇の人財イキイキコラム

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モチベーションを高める【アクノレッジメント】(承認)の力

 

研修の中で、

 

「あなたが仕事をしてきて嬉しかった時はどんな時ですか?」

 

と参加者同士でペアーワークをすることがあります。

 

その中で多く聴くのが、

 

『お客様や会社の仲間に認めてもらえた時』

 

という答えです。

 

 

このことから自分の貢献を他者が認めることが

 

多くの人たちにとって、達成感や満足感という

 

喜びにつながっていくと考えられます。

 

 

アクノレッジメント(承認)とは

相手が達成した事実を伝えることによって、相手の功績を認め

モチベーションを高めるコーチングのスキルです。

 

「はじめは35分掛かっていた作業が、今では18分で出来るようになったね。」

 

「あなたが微笑むとお客様も微笑んでいたね。」

 

など事実を伝えることがアクノレッジメント(承認)です。

 

 

承認と称賛の違いとは 

アクノレッジメント(承認)褒めること(称賛)と似ていますが

褒めること(称賛)は、相手に対する話者の評価が加わっているために

場面によっては相手が受け入れ難い場合があります。

 

 

例えば・・・

 

自分の行動や仕事の成果を見てくれていない上司から

 

「よくやっているね。素晴らしい。」

 

と言われても、素直に受け入れられないことがあるのではないでしょうか?

 

 

人は、自分が到達した事実を示してもらうことにより

モチベーションが高まり、更なる高みを自主的に目指す

ようになるものです。

 

 

行動をよく観て、プラスの変化を認め

その事実を表現するアクノレッジメント(承認)

部下の方々のやる気と自主性を引き出していきます。

 

 

自発的な行動に導く

 

山本五十六氏の有名な言葉に次のようなものがあります。

 

「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

 

私は、統制的なマネージメントを行うことが出来る軍隊のトップが

この言葉を遺していることに重要な意味を感じます。

 

 

主体的な意欲・行動を引き出すためには、無理やりやらせる

のではなく承認することが不可欠であることを示す深い言葉です。

 

組織の中でアクノレッジメント(承認)し合う環境を

リーダーの方々が構築することで、モチベーションが高まり

自主的に行動するチームとなっていきます。